ダンデライオン・チョコレート・ジャパンのインスタグラム(dandelion_chocolate_japan) - 10月7日 15時20分
ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前 - Instagrammers Gourmet
中南米で利用されていたカカオがヨーロッパに渡ったきっかけは、探検家で航海者のクリストファー・コロンブスだと言われています。今回は、カカオがヨーロッパにたどり着くまでについてご紹介したいと思います。
■ヨーロッパとカカオの出会い(1502年〜)
「運搬していた交易品の中に、木の根、穀物、発酵している飲み物と一緒にアーモンドがあった。マヤ人はこのアーモンドを落とすと、自分の目を落としたかのように一生懸命探して拾っていた」
コロンブスは最後の航海で訪れたホンジュラス沖合いのグアナハ島で、カヌーに乗ったマヤ人と遭遇し、このように記しました。
この「アーモンド」こそ、カカオだったのです。
通貨としても利用される程に珍重されていたカカオですが、この時コロンブス本人は航海に熱中しており、興味を持たなかったそうです。
その後、1521年にアステカ帝国を征服したスペイン人、エルナン・コルテスがきっかけとなり、カカオはヨーロッパに広がります。
コルテスは征服中にカカオに出会い、カカオは通貨としても、またチョコレートは薬としても価値があることを知り、カカオを「金になる木」として、植民地だったドミニカ共和国、ハイチ、トリニダード・トバゴ、エクアドルなどにおいて、栽培を開始しました。
チョコレート=フランスのイメージがありますが、カカオを最初に持ち込んだヨーロッパの国は、スペインでした。スペインでのカカオの最初の記録は1544年、「マヤ人のケクチ族がスペインのフェリペ2世を訪問し、カカオを(飲み物として)献上した」と記されています。
そして1585年には、メキシコのベラクルスからスペインのセビリアにカカオの最初の取引が行われた記述が残っています。当時は、植民地からカカオを輸入し、スペインの独占品にしようと試みがなされていたようです。
カカオを最初に持ち込んだ初のヨーロッパの国は、フランスでもベルギーでもなく、スペインでした。カカオは、ここから世界に広がっていきます。次回は、スペインに入ってきたカカオがどのようにヨーロッパ中に知れ渡っていくのか、探っていきたいと思います。
*『チョコレートの歴史を知ろう - 海を渡って進化するチョコレート』では、カカオの発祥から現在のクラフトチョコレートの成り立ちまで、幅広く解説しています。興味のある方は、WEBサイトの記事も合わせてお読みいただけると幸いです。
Photo by @dandelionchocolate
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2020/10/7