亜希子のインスタグラム(akiko_ohki) - 6月6日 22時55分
フリーランスになって、ちょうど今日あたりで1年が経った。
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本当に、怒涛の1年だった。
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見切り発車で始めたフリーランスライターの仕事。
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1つも仕事がないから、文字通り0からのスタートだった。
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最初に仕事をくれたのは、ノオトという会社の女性編集者 阿部さんだった。
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仕事が全く無いので、手始めにライター勉強会に参加したところ、その翌週に「亜希子さん、女性向けの媒体でエッセイを1本書いてみませんか?」と相談をしてきてくれたのだ。
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私は、いただいたその仕事に全力を注いだ。
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2千文字程度の短い原稿に、何時間も何時間もかけた。
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内容は、少し笑えるようなネタ記事だったけど、とにかくアホみたいに全力を注いだ。
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「アリシー 」というメディアの記事で、2018年下半期の目標を100枚ひたすら習字で書くという狂気の(!)、でも、とても楽しい企画だった。
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結果的に、記事を配信したら結構ウケたみたいで反響が大きかった。
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しかし、当時はまだ色々なことで心が疲れていて、決して体調は本調子ではなかった。
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けれど日々、阿部さんに支えていただきながら、その後も渋谷の街中に立ち「突撃街頭インタビュー」的な記事にも挑戦したり、とにかくがむしゃらになんでもやった。
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(阿部さんが最初に見守ってくれたから、私は駆け出しのフリーランスとして頑張れたのだと思う)
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そして、そこから沢山の出会いがあった。必死に営業をかけて、ライターとしての自分を売り込んでいった。
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中には、「大木さんをうちの媒体で起用したいから打ち合わせしましょう」と言われ、嬉々として日程を組んでいたのに、前日になって突然"打ち合わせキャンセル"を言い渡されて、連絡がつかなくなってしまう残念な人もいた。
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体質の合わない編集者さんとぶつかってしまい、途中で離脱したこともあった。
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そのたびに、悔しくてめちゃくちゃ泣いた。
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いかに今まで、所属していた会社が自分を守ってくれてたのか思い知った。
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でも、そのたびに仕事をくれる人や守ってくれる人や、支えてくれる友達が大勢いた。私はそれに、凄く励まされた。
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今でも毎日がチャレンジで、先のことは何一つわからない。
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ありがたいことに本を出させていただいているが、この先のことは何一つ決まっていない。
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しかし、たくさんの人に囲まれて私は少しずつ立ち直り、元気になった。
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自分の伝えたいことを、自分のペースで、自分の言葉で伝えられるようにはなった。
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それでも、またいつか闇に落ちてしまうのではないかという時限爆弾を抱えている気もする。
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でもせめて、これまで沢山大変な思いをした分、人の痛みが分かるライターになりたいな。
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何かに悩み立ち止まり、「もうダメだ」と挫けそうになった人がいるとしたら、その人が私の原稿を読んだときに、「もうちょっと頑張ってみようかな」と思えるような、クスッと笑える記事を書いていきたい。
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そう、ふと思った。
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長くなってしまって、失礼しました。
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明日からも丁寧に生きまふ。
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2019/6/6