ONE MEDIAのインスタグラム(onemediajp) - 12月13日 19時01分
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死ぬまでに一度は行きたい国、フランス。
そんな風に夢見ていた人は今回のデモで少し見方が変わったかもしれない。
「フランス危ない」「こわい」
確かに、写真やテレビのニュースで見るフランスはそう見えるかもしれない。
じゃあデモってそもそも何なのか、一度考えたい。
今回、燃料税を上げる、とマクロン大統領が表明したことで、フランスの少し地方に住む人を中心にデモが起きた。
都心に住む経済的余裕がなく、都心に住めないので車に乗る機会が多い人たち。
毎日一生懸命仕事しても中々お金が貯まらず、裕福な暮らしができない。そんな中で車の燃料が上がると言われて、怒りが爆発した。
車1台ごとに必ず装備された、黄色の安全ジャケットを着て、街へ繰り出したのだ。
こういった人たちの多くは、テレビで見るような紛争状態を望んでいたわけではないと思う。「政府と話したかった」「私たちの意見を聞いてほしかった」
ただこのデモに便乗し、破壊行動を好む人たちも参加しはじめた。
催涙弾。バット。放火。デモ参加者と警察で、140人もの負傷者がでた。
そうしてニュースが取り上げたくなるような「危ないフランス」が完成した。
私はこのニュースを受けて、もし日本で同じことが起きたら、私自身はどんな対応をとるだろうか想像してみた。
「きっと何もしない」
正面からコミュニケーションを求めて、「政府と話したい」「怒りを聞いてほしい」と訴える共和国フランスと、「きっと何もしない」安全だけど声を上げない日本。
正しい、とか、間違ってる、という暴力的な判断をする前に「なぜなのか」「自分だったら」「今後どうなるんだ」ということを考えてみたい。
文:@疋田万理
?:@reuters
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2018/12/13