ONE MEDIAのインスタグラム(onemediajp) - 11月29日 18時10分
「SEXする前から、ちゃんと知っておきたかったな😦」
20〜30代の女性にとって一番身近なガンと言われている、“子宮頸がん”。
その原因となるウイルスがSEXによって感染することも、防ぐためのワクチンがあることも、私(@nnkkmmyy)は知らなかった。
私は子宮頸がんワクチンを受けなかった。受けた友達から「痛かった」とか「3回通わなきゃ」って聞いて、「面倒くさそうだなぁ」と思ってたし🤷♀️テレビで「副作用があるから接種しない方がいい」と叫ぶ人たちを見て、ワクチンには怖いイメージもあった🙈🙊
そんな私が、『子宮頸がんサミット』に参加した。子宮頸がんを体験した人や医療関係者の話を聞いて、ショックと焦りの連続だった。
私が1番驚いたのは、女性の約80%が、一生のうち1度は、子宮頸がんの原因になる“HPVウイルス”に感染する可能性があること👀👾
しかも子宮頸がんが発症するピークは20~30代とまさに私たちの世代。結婚して子どもが欲しいって思う時になってしまう人が多い……。
そしてこれは女性だけの話じゃない👦👧
HPVウイルスは男性にとっても口腔がんなどを起こすリスクがある。だから海外では、男性もHPVワクチンを打っているらしい🙆♂️💉 そうすることで、ウイルスを持つ人が社会全体で少なくなって、子宮頸がんのリスクもどんどん減ってるんだって🌏
子宮頸がんは、将来子どもを産む時の選択肢に大きく関わるもの。
なってしまってから「もっと前に知ってたら防げたのに」って後悔するのは、あまりにも悲しくてつらいことだから。
もっとみんなに知られてほしいし、男性とも一緒に考えていきたいな👬👫👭
世界でたったひとつの大切な体と、かけがえのない命のために💫
文:@nnkkmmyy
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【HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)について】
先日配信した「学校で教えてくれない🙊子宮頸がんのこと💗|#ONEVOICE 」を見た方から、“HPVワクチン” に対する不安の声が寄せられました。『子宮頸がんサミット』で話されていた現状について、みなさんにお伝えできればと思います。
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日本では、2013年4月にHPVワクチンの定期接種がスタートしました。
しかし、ワクチンの副反応として体のしびれや麻痺などの症状を訴える様子がマスメディアでたくさん取り上げられ、不安の声が高まったことを受けて、積極的な推奨が取り止められました。
その後、HPVワクチンの副反応についての調査は続いていますが、未だにワクチンとそれらの症状の因果関係は証明されていません。
以前は70%近かった日本のHPVワクチン接種率は、1%以下になりました。
先進国の中で日本だけが、今も子宮頸がんの死亡率が増加しています。
WHO(世界保健機関)は、HPVワクチンの安全性を保証しています。「HPVワクチンを接種しないことの不利益」について、日本は何度も勧告を受けていますが、未だに大きな進展はありません。
世界ではワクチン接種が推奨されていて、ほとんどの国で全額もしくは一部費用を国が負担してくれます。それによって、若い世代から子宮頸がん患者はどんどん減ってきています。
男女ともに高いワクチン接種率を誇るオーストラリアでは、「2028年には自国から子宮頸がんがなくなるだろう」とも言われています。
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日本だけでも、年間約2,900人の女性の命と1万人の子宮を奪っていると言われている子宮頸がん。
HPVワクチンのことも、定期検診のことも、みんなにちゃんと情報が届いてほしい。
そして、一人一人の体に合った選択肢を、みんなが選べるようになってほしい。
たくさんの命が救われる未来のために。
私たちも日々アップデートされる大切な情報を、発信し続けていきたいと思っています。
※本投稿は医療情報を含むため、新潟大学医学部産科婦人科学の榎本隆之教授に監修いただきました
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2018/11/29