福田淳子のインスタグラム(junjunfukuda) - 5月21日 14時12分
作ってからだいぶ日が空いてしまったのですが、春のお祝いのお料理を作りました。1週間くらい前からちょこちょこと準備を始めて、ようやく完成。仕上げがざっくり過ぎるところもありますが、自分的には概ね満足。
給仕をしなくてもいいように、松花堂弁当にお椀とか蒸し物とかをプラスする感じに。焼物は大皿で鯛のお頭付きを。寿ぐ気持ちと春爛漫な季節感をぎゅっと入れ込んだようメニュー構成に。当日のお客様の持ってきてくださったワインとか、黄色のお花とか、桃風先生に書いていただいたお祝いのお扇子もあり、とっても華やかなテーブルになりました。
メインであるお椀は手毬蛤腕に。蛤を蒸して、その蒸し汁を入れ込んで白玉粉と大和芋の生地を作ります。真ん中に蒸した身を入れ込んで再度蒸して、三葉、京人参、柚子を飾り手毬に見立てます。海外のミシュランレストランで出てくる風を目指してサーブ(笑・単に熱々のおつゆをはりたかっただけですが)いつもより上等の昆布と鰹節で作ったので体に染み入る美味しさでした。
最後のお菓子は春のきんとんを2種。「春霞」と(私が勝手に)名付けた方はラズベリー餡、「傘寿」は黄身餡です。桜と鶴の錦玉を飾りました。
やる気になれば(ここ大事)日本料理が作れるのはやはり、お稽古していたのが大きいです。時々はこういうきっちりしたお料理作りたいなと思いました。
笑顔がたくさんのとても幸せな春の思い出です。
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#日本料理
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2023/5/21