草刈民代のインスタグラム(tamiyo_kusakari_official) - 3月18日 22時47分


これは、「The Prom」の冒頭のシーンの一コマ。
派手なピカピカの衣装での登場です。

映画「The Prom」はNetflixでも公開されていますが、そもそもは2018年にブロードウェイで初演されたミュージカル。

アメリカの高校で、卒業を控えた学生たちのために開かれるダンスパーティ“プロム”。
インディアナ州の高校に通うエマは、同性の恋人アリッサとプロムに参加しようとしますが、多様性を受け入れられないPTAが、プロムを中止にしてしまいました。それが原因でエマはいじめを受けることに…そこに、落ちぶれかけたブロードウェイスターたちが騒動を知り、自分たちの話題作りのために、エマを助けに街へやってきたのだがー。

というお話。

私は、落ちぶれかけたブロードウェイスター、D.D.アレンを演じます。

主人公エマはレズビアン。アメリカとはいえ、インディアナのような地方都市はまだまだ考え方が保守的。

エマはレズビアンということで、同級生からもいじめられますが、それは単にみんなが同性愛を受け入れてはいけないと思い込んでいるから。学生たちの親も、ほとんどがそういう考え方だからなのです。

おそらく、文化というのは、そういう思い込みから形成されているところもあるのかもしれない、と思います。このような多様性を理解するまでにも、社会が成熟する時間が必要だったわけですし、未だに多様性を受け入れられない人もいるし、世界的には、保守的な文化のままの国だって沢山あります。先進国の中でも、多様性を受け入れられないからこそ起こる分断と対立は、至る所で起こっています。

この物語では、ブロードウェイの役者がインディアナの人々と関わることによって、共に自分たちを縛っていた価値観に気づき、新たな一歩を踏み出していきます。

本当に小さな気づきによって、自分が大きく変わったり、健気な態度や勇気によって、物事が大きく動いたり。そういうことは現実にも起こることがありますが、この物語もまさにそういうお話。

そして、楽曲もエネルギーあふれる曲ばかり。

壮大な話ではないはずなのに、本当に心が動かされるのです。

エマ役の葵わかなちゃんも素晴らしい!

認める、受け入れる、尊重する。

これって、実はなかなかできないこと。この作品は、素直にそのことにも気づかせてくれると私は感じています。

笑いあり、涙あり。

ぜひ、劇場でエネルギーチャージしてください!

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2021/3/18

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