綾小路翔のインスタグラム(showayanocozey) - 1月24日 09時59分

本日1月24日は我が永遠の相方、氣志團のDance&Scream担当・早乙女 光王子の誕生日。

光くん、おめでとう。

思い返せば、出逢ったのは15歳の終わり。
あれは1年D組の教室。
俺たちは高校に入学して、初めてのクラスメイトになった。

君は早速クラスの人気者になっていて、
隣町の中学出身。
美容室の一人息子で、バンドをやっているらしい。
担当楽器はベース。
大きなアンプを持っていて、ワンマンGIGも経験済み。

情報は早い段階で既にキャッチしていた。
（※今思えばこんな行動をしている時点で、自分が物語の主人公ではないことに気づくべきだった。）

ヤンキーヒエラルキーの中で四苦八苦、七転八倒し続けた中学時代を命からがら生き延び、高校生になったらロック漬けのポップなバンドライフを過ごすのだ！と強く心に決めていた自分にとって、初めて他校でバンドを組んでいる人間＝ソウルメイトに出逢えた瞬間だった。

あの時代のあの地区のあの社会において、バンドなどというものは軟派者・半端者による極めて下等な根性無し集団であるとされていた為、中坊風情が大っぴらにその活動に没頭するのは至難の業。
そんな中、同じ想いや悩みを抱えるであろうタメ年のバンドマンなどという存在は、最早全員心の友に決まっているじゃないか、と一方的に自分は思い込んでいたのであった。

しかしながら、彼もまた当時は同じくヤンキーヒエラルキーの中に属する身であり、この綾小路と早乙女、果てにはまさかの刃物までが登場するトラブルへと発展するのだが、この辺の話はディテールの説明だけで異様に長くなるのでまた改めて。何かバンドマン対抗のすべらない話とか恥ずかしい話とかそういう企画あたりで。

で、そっからすったもんだありまして、親しかったと言えば親しかったし、まあまあと言えばまあまあだったし、そうでもないと言えばそうでもなかったかな？…ぐらいの仲間として3年間を過ごした我々。

よもや後に半生を共にするバンドを結成する事になるとは、お釈迦様でも知らぬが仏のお富さんでありました。

いやしかし、長い付き合いになったね。
我々がこんな関係になるだなんて、学生時代の友達、誰一人も想像しなかったろうし。
きっとお互いもそうだろうし。
でも逆に今想像すると怖い。
光くんのいない人生。
光くんのいない氣志團。
…うわー絶対やばい。
ありえん。

あの日あの時あの場所で。
1996年8月15日、木更津の花火大会。
そこで偶然再会。
NIKEのAIR MISSION履いてたの覚えてる。
「スチャダラパーのBOSEが履いてるやつだ！」って言ったのも覚えてる。（敬称略）
やたら垢抜けてたから何だろと思ったら東京に住んでるって聞いてビックリ。
ここら辺もツッコミどころ山本満載のエピソードがトラック数台分あるけれど割愛。
でも何にせよ、俺たち導かれる様だった。

それにしても、この一ヶ月間毎日レコーディングしていたのに、ここ数日で作業が巻いてしまったもんで、こんなめでたきお誕生日当日に限ってまさかのオフになるあたりが光くんらしいです。
‪ ( 厂˙ω˙ )厂ｳｪｰｲ乁( ˙ω˙ 乁)

いやー何はともあれ、
同じ時代に生まれてくれてありがとう。
俺と出逢ってくれてありがとう。
あと、あの日刺さないでくれてありがとう。
君のおかげでとっても楽しい人生です。

その内ゆっくりお祝いしましょ。
会食は五人までだっけ？
雪之丞に遠慮してもらえば万事OKだね☺️

羅武xxx

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