林信行さんのインスタグラム写真 - (林信行Instagram)「昨夜見たあれは、夢か幻か? 目の前で舞っていたシテ役(=草薙素子)がスーッと闇の中に消え、見ていた人たちが一瞬パニック状態…稲見昌彦さんのVR技術「Ghostgram」を使った舞台の世界初演。 本日から始まるゴーグル不要の VR能 「攻殻機動隊」は、あまりの人気にチケットは即完売。昨夜、そのゲネプロに急遽、メディア以外の席も追加したそうです。  私の感想は「稲見先生、凄いものつくっちゃった。」 同じ列で見ていた1人は「21世紀がやってきた。映画が無声映画からトーキーに変わった衝撃」とこぼし、反対側にいた千葉英寿さんは「いつの日か、始まりはあの日だったねと振り返るんだろうね」との感想。  イベント終了後、舞台の前には、どんな仕掛けか探ろうという観客が殺到して「舞台に触らないでください」のアナウンスが繰り返し響いていた。  #VRNoh #GhostInTheShell originally planned to have premiered in Europe premiered in my hometown in Tokyo. People were stunned to see #MotokoKusanagi duplicating & disappearing in front of their own eyes using #GhostGram technology. 【なお、写真は特別な許可を得て撮影しており本来は撮影禁止です】  元々はヨーロッパで初演が行われ日本に凱旋でやってくるはずがCOVID-19で予定が崩れ、私の地元、世田谷区の #世田谷パブリックシアター で世界初公演になりましたが演出に驚愕。最前列で「仕掛けを暴く」と見ていた友人も確信が持てない魔法のような演出でした。  東大の稲見昌彦先生といえば21年前に攻殻機動隊にインスパイヤされて発表した光学迷彩という透明化の技術で有名な人。そのラボで監督の奥秀太郎さんが講演をし、お礼に光学迷彩の技術を見せたのがきっかけで誕生。 奥監督と福地健太郎氏が元々、作っていた「3D能」に加わる形で「VR 能」を作ることが決まった模様。 「攻殻機動隊」という作品が持つ能との相性の良さも作品選定の一因らしい。確かに内容と世界観一致した能になっていました(ちなみに私は攻殻機動隊、それほど詳しくないけど、元々、ヨーロッパで初演予定の舞台で、そこはわかりやすいように上演前に解説もありました。来場者も攻殻機動隊ファンとは違いそうな年代の方々も大勢)。  テクノロジー演出を売りにした舞台の中には、そこだけが目玉になり、他の要素をわかりやすくし過ぎた残念な偽物になることが少なくないけれど、そこは脚本も演者も本物の能楽師がいかに伝統を守るかにこだわって能舞台に仕上げていました。惜しむらくは囃子は生演奏ではなく録音で最初の音がちょっと演出され、作られ過ぎのアニメ感がありました)。 能っぽくないで言うと後は舞台が能楽堂でないことくらいでしょうか… ちなみに能楽師は、普段は一緒の舞台に立つことのない流派異なる観世流と嘉多流能楽師。  攻殻機動隊ファンや、能楽好きだけでなく舞台関係者もあらゆるコネを総動員して見にいくべき必見の舞台だと思います。 今回見た演者が消えるGhostgramは、まだ序の口で、上演後インタビューで「こんなこと、あんなことはできるのか?」との質問に「良い宿題をもらいました。できると思います」と稲見先生、余裕の表情。数年後にはこの技術が多くの舞台で当たり前に使われるようになるのかも知れません。  (ごめんなさい、玉置さん、事後承諾でコピペさせてもらいました  笑↓) VR能 攻殻機動隊 世田谷パブリックシアター 坂口貴信(シテ方観世流能楽師)/川口晃平(シテ方観世流能楽師)/ 谷本健吾(シテ方観世流能楽師)/大島輝久(シテ方喜多流能楽師) 他 原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊) 演出:奥秀太郎 脚本:藤咲淳一 VR技術:稲見昌彦(東京大学教授) 3D技術:福地健太郎(明治大学教授) プロデューサー:神保由香 盛裕佳 製作:VR能攻殻機動隊製作委員会  https://l-tike.com/order/?gLcode=31782&gPfKey=20200501000000647738,20200501000000647737,20200501000000647736&gEntryMthd=01&gScheduleNo=1&gCarrierCd=01&gPfName=%EF%BC%B6%EF%BC%B2%E8%83%BD%E3%80%80%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A&gBaseVenueCd=34825&version=SP」8月22日 9時31分 - nobihaya

林信行のインスタグラム(nobihaya) - 8月22日 09時31分


昨夜見たあれは、夢か幻か?
目の前で舞っていたシテ役(=草薙素子)がスーッと闇の中に消え、見ていた人たちが一瞬パニック状態…稲見昌彦さんのVR技術「Ghostgram」を使った舞台の世界初演。
本日から始まるゴーグル不要の VR能 「攻殻機動隊」は、あまりの人気にチケットは即完売。昨夜、そのゲネプロに急遽、メディア以外の席も追加したそうです。

私の感想は「稲見先生、凄いものつくっちゃった。」
同じ列で見ていた1人は「21世紀がやってきた。映画が無声映画からトーキーに変わった衝撃」とこぼし、反対側にいた千葉英寿さんは「いつの日か、始まりはあの日だったねと振り返るんだろうね」との感想。

イベント終了後、舞台の前には、どんな仕掛けか探ろうという観客が殺到して「舞台に触らないでください」のアナウンスが繰り返し響いていた。

#VRNoh #GhostInTheShell originally planned to have premiered in Europe premiered in my hometown in Tokyo. People were stunned to see #MotokoKusanagi duplicating & disappearing in front of their own eyes using #GhostGram technology.
【なお、写真は特別な許可を得て撮影しており本来は撮影禁止です】

元々はヨーロッパで初演が行われ日本に凱旋でやってくるはずがCOVID-19で予定が崩れ、私の地元、世田谷区の #世田谷パブリックシアター で世界初公演になりましたが演出に驚愕。最前列で「仕掛けを暴く」と見ていた友人も確信が持てない魔法のような演出でした。

東大の稲見昌彦先生といえば21年前に攻殻機動隊にインスパイヤされて発表した光学迷彩という透明化の技術で有名な人。そのラボで監督の奥秀太郎さんが講演をし、お礼に光学迷彩の技術を見せたのがきっかけで誕生。
奥監督と福地健太郎氏が元々、作っていた「3D能」に加わる形で「VR 能」を作ることが決まった模様。
「攻殻機動隊」という作品が持つ能との相性の良さも作品選定の一因らしい。確かに内容と世界観一致した能になっていました(ちなみに私は攻殻機動隊、それほど詳しくないけど、元々、ヨーロッパで初演予定の舞台で、そこはわかりやすいように上演前に解説もありました。来場者も攻殻機動隊ファンとは違いそうな年代の方々も大勢)。

テクノロジー演出を売りにした舞台の中には、そこだけが目玉になり、他の要素をわかりやすくし過ぎた残念な偽物になることが少なくないけれど、そこは脚本も演者も本物の能楽師がいかに伝統を守るかにこだわって能舞台に仕上げていました。惜しむらくは囃子は生演奏ではなく録音で最初の音がちょっと演出され、作られ過ぎのアニメ感がありました)。
能っぽくないで言うと後は舞台が能楽堂でないことくらいでしょうか…
ちなみに能楽師は、普段は一緒の舞台に立つことのない流派異なる観世流と嘉多流能楽師。

攻殻機動隊ファンや、能楽好きだけでなく舞台関係者もあらゆるコネを総動員して見にいくべき必見の舞台だと思います。
今回見た演者が消えるGhostgramは、まだ序の口で、上演後インタビューで「こんなこと、あんなことはできるのか?」との質問に「良い宿題をもらいました。できると思います」と稲見先生、余裕の表情。数年後にはこの技術が多くの舞台で当たり前に使われるようになるのかも知れません。

(ごめんなさい、玉置さん、事後承諾でコピペさせてもらいました 笑↓)
VR能 攻殻機動隊
世田谷パブリックシアター
坂口貴信(シテ方観世流能楽師)/川口晃平(シテ方観世流能楽師)/
谷本健吾(シテ方観世流能楽師)/大島輝久(シテ方喜多流能楽師) 他
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)
演出:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一
VR技術:稲見昌彦(東京大学教授)
3D技術:福地健太郎(明治大学教授)
プロデューサー:神保由香 盛裕佳
製作:VR能攻殻機動隊製作委員会

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2020/8/22

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