Boojilのインスタグラム(boojil) - 5月14日 21時05分
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こんばんは、みなさん元気ですか🌞わたしは元気です🌷
本当は年明けに行くつもりでいた海外ひとり旅。いつの間にかタイミングを逃してしまって、このまま数年行けないかもしれないなぁ。と思うと、残念でならない🌍
旅はわたしを動かす原動力。そして絵を描く仕事を志したのも旅がきっかけだった。
タイとカンボジアの国境をまたぎ、出会った人々はみんな路上生活者だった。裸で痩せ細ったこどもたち、足に障害を持ち倒れ込む年配の男性。みんな口を揃えお金をせがんだ。
当時19歳だったわたしにはそれはもうカルチャーショックで、自分とあまりにも違う境遇にいる彼らの現実を目の当たりにして、その夜、涙が枯れるほど泣いたことを覚えている。わたしはあまりにも無知で贅沢な暮らしを日常としていたことに大きなショックを受けた。
目を腫らしたまま、カンボジアに渡り、そこで出会ったのが裸足で、ボロボロの服を着て遊ぶこどもたちだった。英語やカンボジア語を話せないわたしは、こどもたちと絵を描いてコミュニケーションをとった。
絵は世界共通のコミュニケーションツール。現地のこどもたちのおかげで、わたしは絵の道を志すことができた。
あれから16年、わたしも二児の母親になり、絵を描く仕事も板につき、絵=仕事が当たり前になってきた。
そして、今、全ての経済活動が剥奪されかけている世の中で、わたしに何ができるだろうか。
今、あの当時の自分を思い出している。純粋に絵を描くことが本当に本当に楽しかった。仕事はなかったけれど、アルバイトをしながら好きな絵を描く喜びは大きく細胞レベルで生きがいを感じていたように思う。
あの時出会った路上生活をおくる人々や、幼いこどもたちのためになる活動がしたい。あの時思い描いた夢が叶って、16年続けてきたから、今のわたしならサポートできるかもしれない。
日本も大変だけれど、きっと途上国はさらに深刻な状況にあるはずだ。
少しずつ準備は必要だけれど、ようやく動き出すことができそうだ。
産後、育児と仕事に追われて自分の目標が見えにくく輪郭がぼんやり霞んでいたけれど、今はハッキリそれが見える。
これは第二の人生の始まりだ。35歳を境に、わたしの生きる意味がまた新たに決まったように思う。
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2020/5/14