三宅洋平のインスタグラム(miyake_yohei) - 10月22日 07時47分


前日の支度と宵祭りを経て、8社の神輿が暗夜にお立ち(化氣は最遠なので午前1時に10キロ彼方よりお立ち)、翌朝7時からお囃子や槍棒、警固など従えて各社順番にお入り。それぞれの土地の神さまのミタマを総社宮に呼び集めて9社が合一する「寄宮祭」。クライマックスは各神輿の勇壮を見せ合う御神幸。化氣の神輿は他所よりやや重く800キロ近くある。槍術の見せ合いも、なぜか化氣の槍は柄が重く難しい。一番山奥から参じて来た山男たちの気概が生んだ慣しなのか。そして順繰りに勇壮に総社をお立ち。来た道をまた帰る道中、各地区(行き5〜6箇所、帰り3〜4箇所)で酒迎えを受けながら、午後5時頃に化氣神社に戻る。
0,8トンのミタマを背負った暗中行路のトランスパーティが終わると、壮絶な疲労感と開放感、そして共に背負ったご近所さんたちの人の輪郭がぐっと深まって見える多幸感。孤独のヒーローであろうが寡黙な人であろうが、この日ばかりはオッサワッサと掛け声を掛け合い、懸命に助け合って担ぎ終わると肩を抱き合って喜ぶ。
この人の協力の力が生む、想像を超えた力の源に、一つの神が宿る。それは宇宙と繋がる力であったり、環境破壊と温暖化を自然との融合の知恵によって乗り越えられる力であったりするとも思う。ソーラーパワーでもフリーエネルギーでもない、人力である。

こういう年貢なら、全身全霊で喜んで納めよう。

祭りの起源は940年前平安の頃。戦国時代200年の中断を経てまた復活。神輿は江戸中期より始まったようです。

武の時代を数寄で終わらす。
乙!

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2019/10/22

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