軍地彩弓のインスタグラム(sayumi7) - 9月6日 12時28分

WOWさんが主催した「ロストカムイ」ツアーに参加して来ました。
ヨシダナギちゃんのビジュアルを見てから心がざわついて、絶対行きたいと思いながらなかなかきっかけがなかったのですが、今回のWOWさんのお計らいで訪れることができて、どこから話していいのかわからないくらいのインプットと感動と学びがありました。
元アシスタントの林理永が1/8アイヌということもあって、去年あたりからアイヌについて色々資料を見ていた縁が今回の出会いを繋いでくれたのかな、と思ったり。
「阿寒ユーカラ　ロストカムイ」はWOWが制作するデジタルアートと古式舞踊と現代舞踊が合体した演目。
アイヌの叙事詩、ユーカラの物語は蝦夷オオカミが主役です。サウンドクリエイターのクニユキさんが作り出す7.1chサラウンドの音響にオオカミの声が響き渡り、最初から総毛立ちします。
アイヌの神話をどう可視化するか、そこが今回のプロデュースをされた床さん、WOWチームの一番の課題だったそうです。
山に流れる “気”、オオカミたちの声、宇宙への畏怖、アイヌの人々の心、目に見えないものをビジュアル化すること。
文字を持たない、口承で繋げて来た物語をデジタルアートが子供でも大人でも人種を問わず伝えられること。
現代舞踊の踊り手がオオカミを演じ、後半は古代アイヌ舞踊をアートを背景に踊る。
最後には参加者と演者が共に円を描きながら踊り、得難い体験をしました。
今年、文化の継承や地域振興を後押しする「アイヌ民族支援法」が成立し、2019年に初めて（！）「先住民族」として明記されたということも含めて、改めてアイヌ文化を理解していきたいと思いました。
床さんがおっしゃっていた「人々がここに来てくれて、若い人もどんな人にもたくさんの人にアイヌ物語を知ってもらいたい」という言葉。
アイヌには6つの神がいるそうです。宇宙創造神、天を司る神、大地創造神、生命創造神、火の神、水の神。だからアイヌにとって“６”は特別な数字なのだと。宇宙についての考え方も先進的だったのです。
まだまだ知りたいことがたくさん！　ちょっとずつ発信して行きたいと思います。

#ロストカムイ
@wowinc_jp
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