広瀬未花さんのインスタグラム写真 - (広瀬未花Instagram)「私の好きな作家さんの一人に平野啓一郎さんがあげられます。他にも沢山日本人作家で好きな方いますが、あえて今日は平野さんの過去の作品で深く共感を得たことと、少し蛇足して目から鱗だった話をちょっと書いてみようかなと思います笑。・ “マチネの終わりに”を読んで、何度も心が揺さぶられ、涙してその世界観に魅了されたんですよね。「過去が未来を変えてしまう」という事を人はよく口にしますが、小説に出てくるように「未来が過去を変える」ことも実は多々あるんですよね。・それまでなんらかの理由で絡まっていた糸が、予期せぬ未来の些細な出来事によって良くも悪くも過去と現在の捉え方が変化していき、それによって未来も少しずつ変わっていくことがある。 (印象が変わるという表現なのかな？) ・その一方で、そもそも過去も未来も現在も切り離さずに同じステージとして捉える理論がある。マサチューセッツ工科大学のある博士が提唱しているスポットライト理論では、時間は流れているのではなく、過去・現在・未来は同じステージ上に広がっており、そこにスポットライトが当たり、過去から現在へ、現在から未来へ・・・とスポットライトの移動してく様が、時間が経過しているように見えるという。ある出来事が過去になるという現象は間違いであり、過去・現在・未来は同時に存在し、子供のあなた、大人のあなた、年老いたあなたもすべて同時に存在している。という理論。・となると、単純に考えてスポットライト(意識的な焦点)をどこに当てるかで「自分の積み重ねてきた人生(過去)の捉え方＝時間の経過」は変わっていくように見えるってことでもあると私は思う。・今までは、未来のことを考えすぎて、これはこの先違う気がするからやめておこう。とか今現在の自分の心に問いかけることよりも、過去の経験から未来の自分を想像して躊躇したことも沢山あった。だけど、↑のように考えるとますます、予測でしかない先行的な考え方は意味ないように思えてくるし、、、真実は経験した先にしかないんだなって。・・現在は一秒前の自分の選択の連続。現在の私が、過去の自分の積み重ねてきたこと全てを愛せていけるような日々を送りたいと強く願いながら、今宵もお酒を頂きたいと思います♡ (つらつらと書きましたが、今現在は毎日がとても楽しくて幸せです笑) 周りで支えてくれている方々に感謝します。) ・まさに、マチネではなく「平成の終わりに」でした☺︎笑皆さま、素敵なGWをお過ごし下さいね♡ ・・ #平成の終わりに #ありがとう」4月30日 21時27分