おはようございます?昨日のポストにたくさんのメッセージ、ありがとうございます。今日もちょっと長いので、興味のある方はぜひ読んでください? ・・これ、昔実家の近くのマンションに一人暮らししていた頃、空ばかり撮っていた時期がありました。朝焼けのファンタジーな色合いが大好きな写真。この頃は、パンより写真に夢中で、一日300枚くらい撮っていました。一人暮らしなのに大家族用の冷蔵庫が2台あり、武蔵フィスというセミプロ用のまあまあ大きなオーブンを2台、同じサイズのホイロを一台、パンを焼く道具の隙間で生活し、一番好きな色の自然光でパンやお菓子の写真を撮りたいからと、毎日夜中の1時〜3時に起きて、パンやお菓子を焼く生活をしていました。・・私は、パン作りに出会わなければ、まだ実家にいたのではないかしら… と思うことがあります。外のみんながいる世界に憧れながら、実家で両親と暮らしていたのかもしれません。自立して、自分の力で生きていくのがずっとの夢でした。パン作りはかけがえのない楽しい趣味でしたが、パン屋さんで働くことは、一度に色々な事が出来ない自分には、とっても難しそうで… それでも興味を抑えきれず、何度かパン屋さんのアルバイトの面接に行きましたが、採用されることはありませんでした。パン作りが趣味だ、と話すと、大体の職人さんから、趣味にはいいがこちらは仕事だから無理なんだ、と仰っていました。私は、それでもパンの世界の色んなことが知りたくて仕方なかったので、一人で時間をかけて学ぶ道を選びました。その時から、迷わなくなりました。コツコツ時間をかけて、気長に構えていれば、必ず答えは分かるのだろう。人に教えてもらえるなら簡単だけど、人間関係に悩むと、パン作り自体が辛いものになるだろう、とも思って。。。・・それから6、7年が経ち、私は自分のパン屋をやっています。パン屋になる時、決めた事がありました。もっと、パンの世界が自由であって欲しい。厳しい修行に耐え抜いた強い人だけが、職人と呼ばれる世界ではなく、心が優しい人も、繊細な人も、パン屋さんになれる世の中でもよいのではないかしら？そんな人が作るパンやお料理が、とびきり美味しかったり、素晴らしかったりするとしたら、外の世界に見た夢を諦めないで欲しいな、って。・・私の今の夢は、世界中の各大陸の原住民に会いに行き、原始を感じる穀物食を取材することです。会いに行けない間は、夢を毎日想像し続けます。食べ歩きに興味が無いのが悩みでしたが、私の食べたいものは、レストランや街には無いことに気が付きました。食は命をいただくことであり、生命の源にふれて、生きている喜びに感動してこそ、もっと美味しいパンが焼けるような気がします。世の中が、不器用な人もこちらに来ていいよ、ってもう少しハードルを下げてくれたら、家から出られないと思っている、実は面白い人達が参加出来るようになるかもしれません。サービスが得意じゃなくても、経営が得意じゃなくても、ルーティーンで生きるのが苦手な人も、夢を諦めなくてもよいような多様性のある社会が面白いのでは、と思います。毎日、コツコツ夢を見ることを諦めず、今の自分に出来る小さなことを喜んでやる。人の力量と比べたりしなければ、必ず成長しているものです。・・皆さんにお話出来て、ようやく安心出来ました。長らく不思議だった方も納得しました、と言っていただき、とても嬉しく思いました?黙っているつもりもなかったのですが、タイミングがよく分からなくて?これからも、ゆっくりマイペースに成長させてくださいね?✨パンを焼くことが、私の人生の全てです?

chiestyleeさん(@chiestylee)が投稿した動画 - 2018/02/14 10:17:44