【新店Openのご報告とご案内】※長いです! 写真、スライドしてください♩ プライベートではめっきり記念日には疎いのですが、今日8月7日という日には特別な思入れがあります。2007年8月7日は、当時22歳ではじめての著書『作ってあげたい彼ごはん』の発売日でした。 10年後の今日、この場を借りてみなさんにご報告があります。 遡ること1カ月と少し前の6月30日、これまでの経験や新たな価値観との出会いなど様々な要素が重なり、中目黒に《サステナブルなファストフード》をコンセプトにした小さなファラフェルスタンド【Ballon】 @ballontokyo をOpenしました。少しずつお店がが回り始めたので、このタイミングでのご報告となりました。 これまで有難いことに、雑誌、書籍、料理教室運営、料理番組、商品開発‥‥と、様々な食の場面に携わる機会に恵まれてきました。その中でまだ経験のない飲食店経営にはずっと興味があり、2014年に作ったアトリエが少し落ち着いた後のここ数年はずっと、物件を探していました。 約3年探した後にビビビと来る今回の物件に出会い、念願叶ってOpenの運びとなりましたが、肉、魚がっつり、男子が喜ぶ料理を一番の得意とする彼ごはんの私が、選んだ道は、まさかの!!100%vegan(完全菜食)フードでした。 わたし自身が1番びっくりしています。笑 店名の【Ballon】はフランス語のバレエ用語で「飛んでいるときの軽い動き」からビーガンフードの軽やかさに兼ねて名付けました。 ファラフェルは、中東発祥のひよこ豆を使ったコロッケのようなもので、まだまだ日本では馴染みが浅いですが、パリやロンドン、ニューヨークなど様々な国籍の人が集う世界の大都市ではとてもポピュラーで多くの人に愛されるveganフードです。数年前、パリで初めてファラフェルサンドを食べた時、あまりの美味しさと100%植物性なのに驚愕の満足感に衝撃を受けました。それ以来、ずっとファラフェルの虜です。 同時に、日頃veganとは縁遠かったわたしが 何故かパリに行くと吸い寄せられるようにvegan cafeで食事をとるのです。それはおそらく とてもカジュアルにごく自然にveganという食の選択肢の扉が開かれていたからだと思います。お店はどこもおしゃれで、男女も年齢層も人種も、様々な人が食事を楽しみ、実際に食べてみるとちゃんとおいしい。野菜だけ=地味ではなく、見た目に華やかでプレゼンテーションも素敵なのです。そんな空間がまるごと、とても心地よかったのを覚えています。 そして、いつしかわたしの中で、旅先で出会った『今日はヴィーガンで!』という食の選択が日本にももっと浸透したらいいのに、という強い思いが膨らんでいました。 organicやveganという分野においては、まだまだわたしも勉強中の身ですが、ファラフェルは純粋にわたし自身が大好きで100%植物性でこんなにもおいしくて素晴らしい食べ物をもっと日本のみんなに知ってもらいたい!という強い思いが根底にあるので、思い切り振り切った行動に移してみました。 そして、これから、veganやorganicを日本にもっともっと浸透させていくためには既に意識の高い人に向けての発信ではなく、日頃、その点に無関心な層にこそ食べてもらはなくては!っと、突然(!!)不思議な使命感が湧いてきました。 それはまさに10年前、若い女の子に料理の楽しさを伝えなくちゃ!と、どんなに周りの大人の反対を受けてもめげずに何度も立ち向かったあの時と同じ感覚でした。 当時、その使命感で挑んだ結果、彼ごはんはこれまで370万部を発行し、若い女の子は料理もしないし、料理本なんか買わないよ!と言われた時代は変わり、たくさんの女の子が、料理本を片手に料理を楽しんでくれるのがごく自然な世の中になりました。 何のコネも権力もない、どこにでもいるごく普通の女の子でも、世の中にほんの少し変化をもたらすことができる。あの時の成功体験こそが、食を通じて社会の役に立ちたい、新しい変化をもたらしたい、今もわたしを突き動かす原動力となっています。 話は戻り、この10年誰よりも研究してきた、わたしの強みである『彼ごはん』的、男子も喜ぶ、満足するveganフードを広めよう!!これが目下、わたしのやりたいこと、やれること、やるべきことのひとつなのかなと思います。肉や魚も変わらず大好きで、生粋のveganではないわたしが日本のvegan人口を増やしたい!なんて大それた野望はありません。ただ、旅先で出会ったヨーロッパの人々が『今日はヴィーガンで!』というカジュアルな選択をするように日本にも『和食』『洋食』『中華』『ヴィーガン!』そんな選択肢を広めていきたいのです。 つづく

shiorikaregohanさん(@shiorikaregohan)が投稿した動画 -

SHIORIのインスタグラム(shiorikaregohan) - 8月7日 21時38分


【新店Openのご報告とご案内】※長いです!
写真、スライドしてください♩

プライベートではめっきり記念日には疎いのですが、今日8月7日という日には特別な思入れがあります。2007年8月7日は、当時22歳ではじめての著書『作ってあげたい彼ごはん』の発売日でした。

10年後の今日、この場を借りてみなさんにご報告があります。

遡ること1カ月と少し前の6月30日、これまでの経験や新たな価値観との出会いなど様々な要素が重なり、中目黒に《サステナブルなファストフード》をコンセプトにした小さなファラフェルスタンド【Ballon】 @ballontokyo をOpenしました。少しずつお店がが回り始めたので、このタイミングでのご報告となりました。

これまで有難いことに、雑誌、書籍、料理教室運営、料理番組、商品開発‥‥と、様々な食の場面に携わる機会に恵まれてきました。その中でまだ経験のない飲食店経営にはずっと興味があり、2014年に作ったアトリエが少し落ち着いた後のここ数年はずっと、物件を探していました。

約3年探した後にビビビと来る今回の物件に出会い、念願叶ってOpenの運びとなりましたが、肉、魚がっつり、男子が喜ぶ料理を一番の得意とする彼ごはんの私が、選んだ道は、まさかの!!100%vegan(完全菜食)フードでした。
わたし自身が1番びっくりしています。笑
店名の【Ballon】はフランス語のバレエ用語で「飛んでいるときの軽い動き」からビーガンフードの軽やかさに兼ねて名付けました。

ファラフェルは、中東発祥のひよこ豆を使ったコロッケのようなもので、まだまだ日本では馴染みが浅いですが、パリやロンドン、ニューヨークなど様々な国籍の人が集う世界の大都市ではとてもポピュラーで多くの人に愛されるveganフードです。数年前、パリで初めてファラフェルサンドを食べた時、あまりの美味しさと100%植物性なのに驚愕の満足感に衝撃を受けました。それ以来、ずっとファラフェルの虜です。

同時に、日頃veganとは縁遠かったわたしが
何故かパリに行くと吸い寄せられるようにvegan cafeで食事をとるのです。それはおそらく
とてもカジュアルにごく自然にveganという食の選択肢の扉が開かれていたからだと思います。お店はどこもおしゃれで、男女も年齢層も人種も、様々な人が食事を楽しみ、実際に食べてみるとちゃんとおいしい。野菜だけ=地味ではなく、見た目に華やかでプレゼンテーションも素敵なのです。そんな空間がまるごと、とても心地よかったのを覚えています。

そして、いつしかわたしの中で、旅先で出会った『今日はヴィーガンで!』という食の選択が日本にももっと浸透したらいいのに、という強い思いが膨らんでいました。

organicやveganという分野においては、まだまだわたしも勉強中の身ですが、ファラフェルは純粋にわたし自身が大好きで100%植物性でこんなにもおいしくて素晴らしい食べ物をもっと日本のみんなに知ってもらいたい!という強い思いが根底にあるので、思い切り振り切った行動に移してみました。

そして、これから、veganやorganicを日本にもっともっと浸透させていくためには既に意識の高い人に向けての発信ではなく、日頃、その点に無関心な層にこそ食べてもらはなくては!っと、突然(!!)不思議な使命感が湧いてきました。
それはまさに10年前、若い女の子に料理の楽しさを伝えなくちゃ!と、どんなに周りの大人の反対を受けてもめげずに何度も立ち向かったあの時と同じ感覚でした。

当時、その使命感で挑んだ結果、彼ごはんはこれまで370万部を発行し、若い女の子は料理もしないし、料理本なんか買わないよ!と言われた時代は変わり、たくさんの女の子が、料理本を片手に料理を楽しんでくれるのがごく自然な世の中になりました。

何のコネも権力もない、どこにでもいるごく普通の女の子でも、世の中にほんの少し変化をもたらすことができる。あの時の成功体験こそが、食を通じて社会の役に立ちたい、新しい変化をもたらしたい、今もわたしを突き動かす原動力となっています。

話は戻り、この10年誰よりも研究してきた、わたしの強みである『彼ごはん』的、男子も喜ぶ、満足するveganフードを広めよう!!これが目下、わたしのやりたいこと、やれること、やるべきことのひとつなのかなと思います。肉や魚も変わらず大好きで、生粋のveganではないわたしが日本のvegan人口を増やしたい!なんて大それた野望はありません。ただ、旅先で出会ったヨーロッパの人々が『今日はヴィーガンで!』というカジュアルな選択をするように日本にも『和食』『洋食』『中華』『ヴィーガン!』そんな選択肢を広めていきたいのです。

つづく


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

1,366

34

2017/8/7

SHIORIを見た方におすすめの有名人