来月の7月にNYで2018年SSの展示会を行う為サンプル作りに追い込まれています。NY展には各国からバイヤーが来展される為、日本でしか作れないかな?と思う素材を中心に組み立てます。このボーダーはレーヨン糸をインディゴでロープ染めしています。ロープ染めとはロープ状に束ねられた原糸をインディゴの液槽に何度も繰り返し通す事で染める方法です。インディゴは染着力が非常に弱く何回も通してやっと濃色のブルーに染まります。それでも空気中の酸素と結合しにくい糸の中心までは染める事が出来ず「中白」という独特の現象が生まれます。これが着古してインディゴが削れ落ちると中白の白が表面に出て残ったブルーとの絶妙なコントラストとなります。デニムにある様な綿糸でのインディゴロープ染めは珍しくないのですが、レーヨン100%でしかもビーム巻きでは無くコーン巻きの状態でのレーヨンインディゴロープ染めの糸は珍しいです。存在しないのでオリジナルで作っています。コーン巻きの状態でないと横糸にもカットソーにも使えないのです。女性っぽくなりがちなレーヨンですが、編み方と加工方法でレーヨン特有の光沢感とドレープ感は残しつつ肉感の厚みと度が詰まったカッチリ感を併せ持つ素材が出来たと思います。ここからデニムの様にインディゴを縦落ちさせた表情を作り上げます。完成が楽しみです。最後の写真は編み上げでの移染です。レーヨン自体は吸着力が綿糸より高いので、これを真っ白に戻すのは綿糸よりも大変だなぁと予測しています。挑戦ですね。 #remirelief #レミレリーフ #インディゴ #レーヨン #ロープ染め

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remi_relief_officialのインスタグラム(remi_relief_official) - 6月26日 12時57分


来月の7月にNYで2018年SSの展示会を行う為サンプル作りに追い込まれています。NY展には各国からバイヤーが来展される為、日本でしか作れないかな?と思う素材を中心に組み立てます。このボーダーはレーヨン糸をインディゴでロープ染めしています。ロープ染めとはロープ状に束ねられた原糸をインディゴの液槽に何度も繰り返し通す事で染める方法です。インディゴは染着力が非常に弱く何回も通してやっと濃色のブルーに染まります。それでも空気中の酸素と結合しにくい糸の中心までは染める事が出来ず「中白」という独特の現象が生まれます。これが着古してインディゴが削れ落ちると中白の白が表面に出て残ったブルーとの絶妙なコントラストとなります。デニムにある様な綿糸でのインディゴロープ染めは珍しくないのですが、レーヨン100%でしかもビーム巻きでは無くコーン巻きの状態でのレーヨンインディゴロープ染めの糸は珍しいです。存在しないのでオリジナルで作っています。コーン巻きの状態でないと横糸にもカットソーにも使えないのです。女性っぽくなりがちなレーヨンですが、編み方と加工方法でレーヨン特有の光沢感とドレープ感は残しつつ肉感の厚みと度が詰まったカッチリ感を併せ持つ素材が出来たと思います。ここからデニムの様にインディゴを縦落ちさせた表情を作り上げます。完成が楽しみです。最後の写真は編み上げでの移染です。レーヨン自体は吸着力が綿糸より高いので、これを真っ白に戻すのは綿糸よりも大変だなぁと予測しています。挑戦ですね。

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2017/6/26

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