三宅洋平のインスタグラム(miyake_yohei) - 2月14日 19時33分
自然林の乱伐は奈良時代からの環境問題。
その結果として、松林ができて、マツタケはその副産物だった。
里山創生に取り組む上で、数百年、数千年そして無限の今、を見据えるうえで参考になる話。 【松とミツバチ】
江戸時代、松は正月飾りのために伐ることを禁じられたこともある。松が全国に見られるようになったのは奈良時代。
アカマツ林の多くは自然林が乱伐された後、痩せた土地にできた二次林で、マツタケはその副産物であった。石油やガスが登場するまで、日本人は日常的に松や松葉を、燃料や灯火として利用してきた。全国的な松枯れの原因は温暖化による害虫だけでなく、人と松の関わりがなくなってしまったことと無関係ではない。松は放置され、堆積物が多くなると害虫や環境の変化に弱くなる。この松枯れをふせぐために空中散布されたり、水田のカメムシ防除剤として撒かれるネオニコチノイド系農薬が、ミツバチの大量死を招く。幼虫期のアゲハも壊滅的な打撃を受ける。このまま松を
守るのか、長期的な視野に立って生態系を守るのか。日本人は今、松との関わりを見直すときにきている。
(和暦日々是好日 睦月第二週の頁より)
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2017/2/14