髙林梢絵のインスタグラム(kozue__oshima) - 11月29日 19時32分
🌬️
かなしみはいたるところに落ちていて
歩けば泣いてしまう日もある
🍂
スヌーピーみたいな顔をしやがって
愛されたって知らないからな
🐶
改札のむこうに母が立っている
車で待っていればいいのに
🚃
髭が生えはじめたころは髭ばかり
触っていたよ手も握らずに
👨🏻
カレンダーめくり忘れていたぼくが
二秒で終わらせる五・六月
🗓️
プールから飛び出す癖がなおらない
イルカを辞めて5年経つのに
🐬
コンタクト型のテレビを目に入れて
チャンネル替えるためのまばたき
👀
背表紙に取り囲まれてぼくたちの
パラパラマンガみたいなくらし
🍬
空を買うついでに海も買いました
水平線は手に入らない
🌅
一本の道をゆくとき風は割れ
僕の背中で元に戻った
🍃
とりあえず別れ話は後にして
ドリンクバーに行ってきますね
🥤
・・・
木下龍也さんの短歌は
リズムの秩序が保たれているから本当に好き!笑
口ずさみたくなるリズム感
声に出して読んでみたくなる語感のたのしさ!
それに加えて絶妙にわかるファンタジーなお話や
想像を膨らませるのに一瞬立ち止まってしまう31文字🤔
かと思えばめちゃくちゃわかりやすくて笑ってしまう
コミカルな短歌もあれば、胸がジンとくる切ない一首も…
あとはなんといっても
この言葉の組み合わせ?!というおもしろさ
「パラパラマンガみたいな暮らし」
「プールを飛び出す癖」「コンタクト型のテレビ」
などなど挙げるとキリがないけど比喩も発想も楽しすぎる
木下龍也さんの短歌を読んでいると
身の回りの些細なことを見つめる視点の奥深さが
すごいなぁ、、と思って
たとえば雨が降った翌日の鉄棒の棒にたまった雫を
わたしは見るだろうか?とか
カレンダーを破り捨てるときに何か考えるだろうか?とかね
いつも感想にこう書いてしまう気がするけど
木下さんの世界を切りとる解像度の高さにひれ伏します🙇🏻♀️
やはり木下さんの短歌はぜんぶ読みたい❣️
・・・
📸
先日のひとり桜木町🎡
STORY STORY からのブルーボトルが
定番コースになっている☕️
このあと新横浜でインドカレーをテイクアウトして
横浜駅でふみちゃんと待ち合わせて新幹線で新潟に帰還した
#つむじ風ここにあります
#木下龍也
#kozu_booklover @髙林梢絵
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2023/11/29