"TERIYAKI" テリヤキ編集部のインスタグラム(teriyaki_jp) - 11月2日 11時24分

都心からは、車だと45分程度。交通量の多い大通りには面しているが、緑に包まれた一画に位置しているので、中に入ると別世界かのよう。

木を基調とした現代建築の一軒家は天井が高く、ゆったりとした贅沢な作りで開放感がある。
まずこの空間の素晴らしさにノックアウトされる。

入口付近には保存庫、広いキッチンと薪焼き台、そして奥にコミューナル・テーブルが並ぶ。ニューノルディックを感じさせるレイアウト。

ほとんどの料理が大皿で供され、シェアして取り分ける形となる。

肉や野菜など食材のほとんどは、関東近郊の生産者から仕入れているそう。ピクルスなどの発酵食品や、リコッタチーズは自家製。
ホエーも余すことなく料理に使うのが、ニューノルディックの精神と共通している。

面白いのは、調布飛行場が近所にあるので、直行便で結ばれている伊豆七島の魚介が新鮮な状態で届くこと。

都心ではなかなか手に入らないものなので、ある意味これも調布の地元食材と言える。

料理は、新火焼を主軸としながらも、発酵を取り入れたり、意表を突く食材の組み合わせがあったり、和・洋・エスニックを縦横無尽に行き来したりと、一筋縄ではいかない構成となっている。若い料理人達の意欲が伝わってくる。

この唯一無二の場が今後どう育っていくのか、進化を見守りたい。

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