職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【和菓子】  季節感あふれる彩りが美しい「上生菓子」。和菓子屋さんの店頭にあるショーケースに、大切な宝物のように飾られているこれらの和菓子は、さまざまな形とデザインで私たちの目を楽しませ、同時にお茶の時間を豊かなひとときにしてくれる役割を担っています。別名「練り切り」とも呼ばれる上生菓子は、いわゆる“花鳥風月”――日本の四季の移ろいや自然の美しい景色を表現したお菓子で、江戸時代以降に発展しました。  和菓子の歴史は縄文時代までさかのぼり、野生の木の実や果物を間食として食べていたものを、やがて木の実の粉を焼き菓子のようにするなどして、菓子の原形が生まれたと考えられています。弥生時代には餅や団子が作られるようになり、やがて平安時代になると、「椿餅(つばきもち)」や「青差(あおさし)」といった風流な名前を持つお菓子が『源氏物語』に登場します。平安時代の菓子は、主に朝廷に献上するために作られていました。  室町時代には、「茶の湯」という、現代でいうところの茶会や茶事が武家社会を中心に流行し、その後、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した千利休によって「侘び茶」という茶の湯の一様式が確立されると、茶席での菓子が発達していきました。このころの菓子は、昆布、焼き栗、小芋、柿、煎り餅など、現代の菓子とは趣が異なるものが記録として残されていますが、砂糖が一般に普及することで大きな変革を迎えます。  江戸時代中期ごろ、8代将軍徳川吉宗が砂糖作りを推奨したことで、国内の砂糖の自給率が飛躍的に向上しました。京都を中心にした京菓子と江戸の上菓子とが切磋琢磨するようにその意匠に工夫を凝らし、また、全国の門前町や城下町でも地域独自の和菓子が開発されたりと、現在食べられている和菓子の多くは江戸時代に世に送り出されたものです。江戸時代の和菓子は、日本人の繊細な美意識によって美しくデザインされ、その様子は『御蒸菓子図(おんむしがしず)』などの菓子見本帳に見ることができます。  花鳥風月や物語のワンシーンをモチーフにした和菓子は、手のひらに収まるほどの小ささの中にも、たくさんの物語や情景が詰まっているようではありませんか?和菓子のデザインや菓銘から感じられるイメージに合わせて、ぜひお気に入りの器と一緒に楽しんでみてください。  安比塗漆器工房 5寸椿皿 https://www.shokunin.com/jp/appi/plate.html 東屋 姫フォーク https://www.shokunin.com/jp/azmaya/himefork.html 宮本商行 和楊枝 https://www.shokunin.com/jp/miyamoto/wayouji.html 山の形 あけびのプレート https://www.shokunin.com/jp/yamanokatachi/akebi.html  参考資料 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/wagohan/articles/2302/spe14_01.html https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E8%8F%93%E5%AD%90 http://www.wagashi.or.jp/monogatari/shiru/rekishi/ https://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_8_1a.html https://dl.ndl.go.jp/pid/2551487/1/30 (国立国会図書館デジタルコレクション)  @shokunincom  #職人ドットコム #和菓子 #和菓子の歴史 #上生菓子 #椿餅 #つばきもち #青差 #あおさし #花鳥風月 #かちょうふうげつ #御蒸菓子図 #おんむしがしず #京菓子 #江戸の上菓子 #京菓子 #上菓子 #生菓子 #江戸時代の和菓子 #安比塗 #安比塗り #安比塗漆器工房 #姫フォーク #和楊枝 #宮本商行 #椿皿 #あけびのプレート #山の形 #茶の湯 #侘び茶 #菓子の原形 #和菓子の原形」10月16日 11時13分 - shokunincom

職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 10月16日 11時13分


【和菓子】

季節感あふれる彩りが美しい「上生菓子」。和菓子屋さんの店頭にあるショーケースに、大切な宝物のように飾られているこれらの和菓子は、さまざまな形とデザインで私たちの目を楽しませ、同時にお茶の時間を豊かなひとときにしてくれる役割を担っています。別名「練り切り」とも呼ばれる上生菓子は、いわゆる“花鳥風月”――日本の四季の移ろいや自然の美しい景色を表現したお菓子で、江戸時代以降に発展しました。

和菓子の歴史は縄文時代までさかのぼり、野生の木の実や果物を間食として食べていたものを、やがて木の実の粉を焼き菓子のようにするなどして、菓子の原形が生まれたと考えられています。弥生時代には餅や団子が作られるようになり、やがて平安時代になると、「椿餅(つばきもち)」や「青差(あおさし)」といった風流な名前を持つお菓子が『源氏物語』に登場します。平安時代の菓子は、主に朝廷に献上するために作られていました。

室町時代には、「茶の湯」という、現代でいうところの茶会や茶事が武家社会を中心に流行し、その後、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した千利休によって「侘び茶」という茶の湯の一様式が確立されると、茶席での菓子が発達していきました。このころの菓子は、昆布、焼き栗、小芋、柿、煎り餅など、現代の菓子とは趣が異なるものが記録として残されていますが、砂糖が一般に普及することで大きな変革を迎えます。

江戸時代中期ごろ、8代将軍徳川吉宗が砂糖作りを推奨したことで、国内の砂糖の自給率が飛躍的に向上しました。京都を中心にした京菓子と江戸の上菓子とが切磋琢磨するようにその意匠に工夫を凝らし、また、全国の門前町や城下町でも地域独自の和菓子が開発されたりと、現在食べられている和菓子の多くは江戸時代に世に送り出されたものです。江戸時代の和菓子は、日本人の繊細な美意識によって美しくデザインされ、その様子は『御蒸菓子図(おんむしがしず)』などの菓子見本帳に見ることができます。

花鳥風月や物語のワンシーンをモチーフにした和菓子は、手のひらに収まるほどの小ささの中にも、たくさんの物語や情景が詰まっているようではありませんか?和菓子のデザインや菓銘から感じられるイメージに合わせて、ぜひお気に入りの器と一緒に楽しんでみてください。

安比塗漆器工房 5寸椿皿
https://www.shokunin.com/jp/appi/plate.html
東屋 姫フォーク
https://www.shokunin.com/jp/azmaya/himefork.html
宮本商行 和楊枝
https://www.shokunin.com/jp/miyamoto/wayouji.html
山の形 あけびのプレート
https://www.shokunin.com/jp/yamanokatachi/akebi.html

参考資料
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/wagohan/articles/2302/spe14_01.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E8%8F%93%E5%AD%90
http://www.wagashi.or.jp/monogatari/shiru/rekishi/
https://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_8_1a.html
https://dl.ndl.go.jp/pid/2551487/1/30 (国立国会図書館デジタルコレクション)

@職人.com

#職人ドットコム #和菓子 #和菓子の歴史 #上生菓子 #椿餅 #つばきもち #青差 #あおさし #花鳥風月 #かちょうふうげつ #御蒸菓子図 #おんむしがしず #京菓子 #江戸の上菓子 #京菓子 #上菓子 #生菓子 #江戸時代の和菓子 #安比塗 #安比塗り #安比塗漆器工房 #姫フォーク #和楊枝 #宮本商行 #椿皿 #あけびのプレート #山の形 #茶の湯 #侘び茶 #菓子の原形 #和菓子の原形


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

102

0

2023/10/16

職人.comを見た方におすすめの有名人

IT・通信のおすすめグループ