若山曜子さんのインスタグラム写真 - (若山曜子Instagram)「「はじめまして、おやつ」料理レシピ本大賞、お菓子部門準大賞をいただきました。この本は私が普段作るおやつ、家で繰り返し作ってきて自分で作る甲斐がある！と思うものから、スイーツ男子である編集さんが選んでくださいました。めちゃくちゃ簡単だったり、オーソドックスだったりじゃないのが、私とその編集さんらしいのですが…。なかなかに試行錯誤した一冊ですので、このような賞をいただき恐縮しています。私は子供の頃から食べることが、ただただ好きで、好きな時に美味しいもの（特に甘いもの）を食べたい！そのためには自分で作るのが一番早いんじゃない⁉︎という食い意地だけで、フランスまで行きました。ただ、習ってはみたものの、不器用で大雑把でせっかち、おまけに体力もないので、よいパティシエールになれる素質はゼロだったと思います。でも、そんな性格の私でも作れるよ！というレシピを皆さんに提案できる、この仕事は天職だと思い、毎日楽しく仕事をしています。（本当にほかに私が社会人として役に立てる仕事はないと思う…）子供の頃から料理本が好きで、作れなくてもページをめくっては味を想像するだけでも楽しかった私は、今も書店をうろうろするのが好きです。他の先生の料理本を見て、美味しそうと思ったものは、やっぱり買ってしまうし、そうやって買った本を見て、料理を作ることも大好きです。世の中には、本当にいっぱいいろんな料理本があります。でも、どんなに素敵な服でも誰にでも似合う服がないように、どんなに良い料理本でも、全ての人にぴったり合う本はないと思うんです。たくさんの料理本が出ているのだから、きっと一人一人にぴったりくるものが見つかるはず。ぜひ皆さんにも本屋さんに足を運んで、実際に本を手に取り、パラパラめくって、それぞれの嗜好やライフスタイルに合う、自分に合う本を探してほしいなと思います。自分が食べたいものを自分の手で作るのは、とても楽しいことだと思うので。ちなみに今回の受賞した本でわたしが持っているのは、稲田さんの「#ミニマル料理」とウーウェン先生の「　#10品を繰り返し作りましょう」です。稲田さんのこの本は、本当に面白くて、クスッと笑いながらあっという間に読みました。しかも私も作ってるー！というものがあり（挽肉のみのステーキは私も以前の著作に入れていて、イタリアで食べたものを想像でつくったんですが、こんなズボラな人、私しかいないと思ったら稲田さんも！と嬉しかった🤣）お酢だけはタガが外れて買い揃えてしまうというのも、わかるー！と思ったり。ウーウェンさんのエッセイ本は何冊も持っていますが、いつも勉強になり、しかも優しい語り口なので、さらりと読めてしまいます。この2冊は、美味しいものを知っている、作れる人たちだからこその手間の省き方が、とても勉強になります。読んでると料理がしたくなる2冊、お会いしたかったお二人とお話しできて嬉しかったです。あ、あと笠原さんのお弁当の本もすごく温かくて、好きな本。笠原さんにもお会いできて嬉しかったです。と最後はすっかりミーハーに。。「はじめまして、おやつ」マガジンハウス写真　新居明子スタイリング　池水陽子デザイン　茂木隆行編集　和田泰次郎　 #料理レシピ本大賞2023 #料理レシピ本大賞 #はじめましておやつ」9月13日 21時13分