職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【銀座百点と佐野繁次郎】戦後の画家・佐野繁次郎をご存じでしょうか？数多くの装丁とパッケージデザインを手がけていたことでも知られている洋画家です。銀座のタウン誌『銀座百点』の味のある手描きの題字は彼によるものです。銀座百点は、1955年（昭和30年）に創刊された日本初となるタウン誌。銀座の情報だけでなく銀座の文化を表現することにこだわった雑誌で、銀座百店会の会員店店頭にて無料で配布されています。創刊号から久保田万太郎、吉屋信子、源氏鶏太ら著名なメンバーが執筆陣に加わり、その伝統は現在まで受け継がれています。連載からは、向田邦子『父の詫び状』、池波正太郎『銀座日記』、和田誠『銀座界隈ドキドキの日々』などのベストセラーが生まれました。ちなみに最新号である9月の対談記事は、建築家の隈研吾さんと評論家の山田五郎さんによるものでした。銀座を愛する人たちの冊子です。佐野繁次郎は、銀座百点の表紙を、1955年の創刊から1969年7月号まで担当しました。さらに、化粧品メーカーの伊東胡蝶園（後のパピリオ）でロゴデザイン、パッケージデザインなども手がけました。ちなみに、『暮しの手帖』創刊者の花森安治は佐野に師事しています。大胆で踊るような文字が特徴でおしゃれですね。佐野は渡仏して画家アンリ・マティスに師事し、ジョアン・ミロとも交流しました。作品には、ピカソやマチスら多くの芸術家も盛んに行った紙や布によるコラージュ「パピエ・コレ」や素描、抽象画などがあります。パリの街路を描いた有名画家・佐伯祐三と出会ったことがきっかけで画家になったことでも知られています。先日、新橋駅前ビル1号館にある佐野繁次郎作の『銀座玄関の大壁画』を見に行ってきました。岡本太郎やジョアン・ミロに影響されたような自然がモチーフのような作品でした。銀座ショールームからは少しかかりますが、新橋の壁画まで歩いてみてはいかがでしょうか？銀座百点も見かけたらぜひお手に取ってみてください。銀座ショールーム（※誠に勝手ながら9/17日曜日は臨時休業となります） https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html 銀座百点 https://www.hyakuten.or.jp/ 参考資料 https://ja.wikipedia.org/wiki/佐野繁次郎 https://ja.wikipedia.org/wiki/伊東胡蝶園 http://www.moma.pref.kanagawa.jp/storage/jp/museum/exhibitions/2007/paris/event01.html @shokunincom #職人ドットコム #京都市 #上京区 #中京区 #西陣 #キッチン用品 #調理道具 #調理器具 #料理道具 #職人ドットコム銀座ショールーム #奥野ビル #奥野ビル205 #銀座アパートメント #銀座1丁目 #名建築 #歴史的建造物 #銀座奥野ビル #奥野ビル銀座 #銀座百点 #佐野繁次郎 #佐伯祐三 #銀座百店会 #銀座玄関の大壁画 #伊東胡蝶園 #パピリオ #暮しの手帖 #花森安治 #銀座タウン誌 #タウン誌 #パピエコレ」9月13日 20時27分