ブルータスのインスタグラム(brutusmag) - 9月12日 18時00分

松本隆、シソンヌじろう、長谷川昭雄らの「私の食堂、私の一皿。」

洋食には「おいしい」や「好き」だけではない思い出や物語があります。あの人は、どんなメニューが好きなんだろう。洋食を愛する著名人たちのお気に入りの食堂と、特別な一皿。

🍽️〈欧風料理もん〉のサンドウイッチ・ビーフカツ（兵庫・神戸三宮）
イスズベーカリーの食パンは焼かず、バターとマスタードを塗り、自家製のケチャップにくぐらせたカツを挟む。

「飯友に連れられ、初めてお店に訪れたのは10年前。昼にロケ弁を食べた後なのに、ビフカツサンドがおいしくってスルスル食べちゃった」
（作詞家・松本 隆 @松本隆 ）

🍽️〈喫茶you 〉のオムライス（東京・東銀座）
オムレツに使うのは、卵２個とたっぷりの生クリーム。有塩のマーガリンで焼き上げ、ふわふわとろとろの食感に。

「小学生の頃、稽古や舞台の合間に連れていってもらったのが最初だったでしょうか。当時の僕にとって、卵が主役のこの一皿は新鮮でした」
（俳優、歌舞伎役者・二代目尾上右近 @尾上右近 ）

🍽️〈洋食屋 マック〉のハンバーグ＆魚フライセット（東京・笹塚）
トマトベースの自家製ソースは店主が守り続ける看板の味。ライス＆味噌汁付き。

「お気に入りは魚フライ。大きい一枚のお皿にハンバーグ、目玉焼き、魚フライ、サラダが乗って出てくるのだが、それぞれの居場所と色味があまりにも素晴らしく、もし自分が小人だったらこの上で遊ぶのに、と思ってしまう」
（芸人・シソンヌじろう）

🍽️〈銀座ブラジル〉の元祖フライチキンバスケット（東京・浅草）
フライチキンは紙ナプキンを巻いて手で食べるのが流儀。

「スタイリスト喜多尾祥之氏の元に弟子入りした20歳の頃、よく連れてきてもらったのが、この店だった。柔らかく揚げた鶏もも肉の元祖フライチキンバスケット。師匠と同じものを食べ、同じ時間を過ごし、食事をしながらいろいろな話を聞いた。あの時間が、自分が『ポパイ』を作る時のヒントになった」
（長谷川昭雄 @stylistakiohasegawa )

🍽️〈カフェテラス ポンヌフ〉のハンバーグスパゲティ（東京・新橋）
塩・コショウが程よく効いたスパイシーなハンバーグとともに、食べ応え抜群。

「柔らかい太麺にマッシュルームと玉ねぎが入った、ナポリタンのイデアのごときナポリタン。単品にすればいいのに、私はいつもハンバーグスパゲティ。こういう日は満腹の向こう側に行きたいのだ」
（歌人・上坂あゆ美 @aymuesk ）

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