浜崎貴司さんのインスタグラム写真 - (浜崎貴司Instagram)「ちょっと前ですが、  音楽プロデューサーの佐藤剛さんがお亡くなりになりました。  剛さんとは、THE BOOMの事務所の社長という形で、  最初にお会いしました。  他事務所のボスでしたが、  友達みたいな話し方を最初からしてくれました。  最初に会ったのは多分テレビ神奈川20周年イベント  「RCサクセションの子供たち~夜の散歩をしないかね」  というイベントだったと思います。  私がソロになってからは、  たまに電話がかかってきて、  一緒に食事をしたりしながら、  音楽の話を沢山しました。  小泉今日子さんのアルバム「厚木I.C.」のプロデュースをされている時は、  宮沢和史君との共作「厚木」、  そして私の作詞作曲「シャボン」を取り上げてくれました。  最後にお会いしたのは、  2016年11月5日に開催された剛さんがプロデュースしていたイベント、  「せたがや音楽プロジェクト VOL.7 All You Need Is Love 〜音楽は自由を目指す〜」  に誘っていただいた時です。  会場は世田谷区民会館。  その時はメッセージソングがテーマで、  私はC.C.R.の「雨を見たかい」を日本語で歌ったのです。  私はこの日のために新たな訳詞を書き下ろしました。  剛さんは常にミュージシャンに課題を提案してくれました。  しかもとてもシンプルな課題。  決して難しくない課題でした。  でもその課題があると、  ミュージシャンは急に今までとは違う事がやれそうなスイッチが入る、  ちょうどいいものでした。  過去の名曲や、埋もれた作品を研究し、  世の中に再提案もし続けていました。  剛さんが著した、  坂本九さんの「上を向いて歩こう」がなぜアメリカで1位になったのかを調査した本、  「上を向いて歩こう:奇跡の歌をめぐるノンフィクション」は、  日本のポピュラー音楽史において、  本当に貴重な一冊だと思います。  ひょっとしたら、  剛さんの中心にあったのは「スタンダード」という事だったのかもしれません。  長く愛される音楽。  時代に流されない力強い歌。  そういう観点では、THE BOOMの「島唄」に、  剛さんが関わったのが、  最大の功績かもしれません。  写真は2004年にリリースされたCD「DISCOVER THE SONGS 1+1」。  プロデュースは佐藤剛さん。  J-ATANDARDという、新しい日本のスタンダードになるであろう歌を集めた、  様々なミュージシャンによるカバー・オムニバス・アルバム。  その中に剛さんは私に関わる曲を2曲選んでくれました。  ひとつはMCUがカバーしてくれた「幸せであるように」。  そして私がカバーした宇多田ヒカルさんの「光」です。  自分の作品が、  きっと日本のスタンダードになるであろうと評価していただいたことは誇りです。  改めて佐藤剛さんに感謝の気持ちを捧げます。  #佐藤剛  #discoverthesongsjstandard」8月3日 8時27分 - hamazakitakashi_official

浜崎貴司のインスタグラム(hamazakitakashi_official) - 8月3日 08時27分


ちょっと前ですが、

音楽プロデューサーの佐藤剛さんがお亡くなりになりました。

剛さんとは、THE BOOMの事務所の社長という形で、

最初にお会いしました。

他事務所のボスでしたが、

友達みたいな話し方を最初からしてくれました。

最初に会ったのは多分テレビ神奈川20周年イベント

「RCサクセションの子供たち~夜の散歩をしないかね」

というイベントだったと思います。

私がソロになってからは、

たまに電話がかかってきて、

一緒に食事をしたりしながら、

音楽の話を沢山しました。

小泉今日子さんのアルバム「厚木I.C.」のプロデュースをされている時は、

宮沢和史君との共作「厚木」、

そして私の作詞作曲「シャボン」を取り上げてくれました。

最後にお会いしたのは、

2016年11月5日に開催された剛さんがプロデュースしていたイベント、

「せたがや音楽プロジェクト VOL.7 All You Need Is Love 〜音楽は自由を目指す〜」

に誘っていただいた時です。

会場は世田谷区民会館。

その時はメッセージソングがテーマで、

私はC.C.R.の「雨を見たかい」を日本語で歌ったのです。

私はこの日のために新たな訳詞を書き下ろしました。

剛さんは常にミュージシャンに課題を提案してくれました。

しかもとてもシンプルな課題。

決して難しくない課題でした。

でもその課題があると、

ミュージシャンは急に今までとは違う事がやれそうなスイッチが入る、

ちょうどいいものでした。

過去の名曲や、埋もれた作品を研究し、

世の中に再提案もし続けていました。

剛さんが著した、

坂本九さんの「上を向いて歩こう」がなぜアメリカで1位になったのかを調査した本、

「上を向いて歩こう:奇跡の歌をめぐるノンフィクション」は、

日本のポピュラー音楽史において、

本当に貴重な一冊だと思います。

ひょっとしたら、

剛さんの中心にあったのは「スタンダード」という事だったのかもしれません。

長く愛される音楽。

時代に流されない力強い歌。

そういう観点では、THE BOOMの「島唄」に、

剛さんが関わったのが、

最大の功績かもしれません。

写真は2004年にリリースされたCD「DISCOVER THE SONGS 1+1」。

プロデュースは佐藤剛さん。

J-ATANDARDという、新しい日本のスタンダードになるであろう歌を集めた、

様々なミュージシャンによるカバー・オムニバス・アルバム。

その中に剛さんは私に関わる曲を2曲選んでくれました。

ひとつはMCUがカバーしてくれた「幸せであるように」。

そして私がカバーした宇多田ヒカルさんの「光」です。

自分の作品が、

きっと日本のスタンダードになるであろうと評価していただいたことは誇りです。

改めて佐藤剛さんに感謝の気持ちを捧げます。

#佐藤剛
#discoverthesongsjstandard


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

580

3

2023/8/3

浜崎貴司を見た方におすすめの有名人