桑原りさのインスタグラム(lisakuwamon) - 6月25日 22時34分

言葉と向き合うことは自分と向き合うこと。

経営者である友人が経営者メッセージ映像を作りたいとのことで、お手伝いをした。

伝えたい思いを聞き取り、一緒に原稿に落とし込むという作業を何時間もかけて。彼女の思いを表現するのに的確な言葉が見つからず、一つの言葉を探るのに何十分も話し合うことも。

こっちも産みの苦しみで悶えるけど、その悶絶が最高に気持ちよかった。妥協しない彼女の姿勢、やりとりの中で見えてくる経営者としての彼女の信念や哲学に心震えた。

NHK時代、ハリケーンで被災したフィリピンから生中継した際、自分の思いを表現する最後の一言を生み出すのに、プロデューサーが3時間も付き合ってくれたことがあった。"ペンは剣よりも強し"じゃないけれど、１つの言葉が凶器にもなる恐れがあることを教えてもらった瞬間だった。

ちなみにマインドフルネスで自分と向き合うことは、自分の感情を探っていく作業でもあり、それを心の中で言葉にしていく作業でもあり、自分の信念や哲学がどんどん明確になっていく。

人間が言葉を使えることの意味と責任を今一度考え味わってみている😌

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