松岡みやびのインスタグラム(miyabi_matsuoka) - 5月16日 18時21分


#心
#心理学

「心で奏でる音楽✨」

を教えると…

「私の心は本当は醜いんです。本心を知るのが怖いです。本音を言ったら家庭も仕事も人間関係が崩壊するかもしれない」

と不安になって、心にフタをする生徒さんも多くいらっしゃるんですね。

なので、一般的に使う「本音」と、アートの芸術表現で使う「本音」は意味が少し違うよ。というお話しをしたいと思います🍀

この投稿で皆さんの不安が無くなると良いなと思いますが、もし疑問点があれば遠慮なく聞いてくださいね☺️

心の構造は、何種類かの層になっています。

頭ではお世辞や嘘や作り笑顔で上手くやれても、本音ではイラッとしたりモヤモヤしています。

ですが、それをぶつけると喧嘩になるため、心にフタをしてネガティヴな感情は見て見ぬふりして生きるのが立派な社会人・常識人とされます。

それに対して、アーティスト(音楽、絵画、作家、映画、俳優、ダンスなど)は、心のフタを開けてその奥にある感情を表現するお仕事です。

普段はみんなが開けない心のフタを代わりに開けて見せることにより、音楽や映画を見て登場人物に感情移入し泣いたり怒ったり喜んだり…と感情を一緒に出すことができる。

表現者が心のフタを開けるから、見ているお客様も心のフタが開いて感動(=心が動くこと)を体験できる。

その非日常的な体験をさせてくれる表現者に、お金を払う価値を感じてくれるので、芸術家アーティストや音楽家という職業が成り立つわけですね。

心のフタを開けて最初に出てくるのが不安や怒りや恐怖というネガティヴな感情になるので…

まずはそのフラストレーション(承認欲求、闘争心、苦しみ、悲しみ)を芸術で爆発させましょう!!

という表現法を覚えます。
(私は音大時代に習いました)

コンクールで賞を獲得しやすいのが、怒りのエネルギーで大音量と超絶技巧を極め圧倒させるライオン弾き、グリフォン弾きとなります。

一般社会では抑圧しなければいけない闇の感情も、ステージ上では堂々と、何百人何千人のお客様の前で表現できるから、弾くほうも聴くほうもスカッとしてストレス解消になるのです。

激しいアクション映画やサスペンス小説や格闘技が人気なのもそうした心理かもしれませんね。

でも、こうした激しい感情が苦手な人が、音楽のもう一つの側面である「癒し」を求めてハープを習いに来てくださいます。

癒しには、2種類あると思っています。

①ネガティブな感情にフタをして心を見ないようにする。

(現実逃避としての物理的な音そのものの世界に入り込む)

②ネガティヴな感情と向き合って心の奥底の愛を見る。

(偽善でない本物の愛には、楽しいだけでなく痛みを伴うせつなさが含まれるので、聴く人が涙してくれるような深みのある音になる)

①の癒しは、いわゆるヒーリングミュージックやBGMとしてセラピー効果がありますが、感情表現をしない音楽は芸術では無い(誰が弾いても同じで個性がない音楽)との低いレッテルを貼られているため、職業として認められにくく普及していないのが現状です。

そこで、ミヤビメソードでは「芸術×癒し」を組み合わせた新しい奏法を研究し、開発しています。

心の本音を表現をする「芸術」の高揚感とエンターテイメントとしてのストーリー性の面白さがありながら、ネガティヴな感情を取り除く「癒し」の効果もある新しいハープセラピストの育成をめざしています。

②のほうは、どうやったら出来るか?というお話しを次回したいと思います🌸

(つづく)


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2023/5/16

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