平野紗季子のインスタグラム(sakikohirano) - 6月6日 18時50分
内と外が混じりあって店と街が溶け合うようなのも好きだけれど、扉を開けた瞬間にさっきまでの全て(暑いアスファルトの路地とかgoogle mapsの画面とか)を失ってその世界に引き込まれるのも好き。富山のAlpesは私にとって後者だった。そもそもこの物件が持っていた記憶、そこへご夫妻が愛を持って重ねた日々、大切なものでいっぱいの壁、音楽、淹れたての紅茶の香り。そこに小さな世界があった。
店という箱の中に小さな世界を作り出すのは容易いことではない。それは日々の積み重ねによってしか維持することはできないし、そのくせ壊れやすいものでもある。それを壊すのは往々にして私たち客でもあることに、もっと自覚的でなければならないのかもしれない、とも思う。
大好きなルバーブパイがあって、じゅわっとした酸味にラベンダーミルクのアイスクリームが寄り添っていてこのうえなかった。今度は夜に行きたいな🌙 取材でめいっぱいな旅だったけど、ここだけ、すっと栞を挟んだような時間。
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2022/6/6