USAのインスタグラム(exileusa_danceearth) - 2月19日 15時09分

空がつなぐピースプロジェクト

これまで世界中を旅する中で多くの人と出会い、様々な経験を通じて「平和」の大切さに気付くことができました。

僕らが暮らす日本では当たり前に存在している「平和」。
僕は「平和」について改めて考えることを目的に太平洋戦争末期に行われた菊水作戦(特攻作戦)にスポ ットをあて、菊水作戦時に“空”でつながった4つのまち(兵庫県姫路市、加西市、大分県宇佐市、鹿児島 県鹿屋市)を訪問しました。

4 市では平成 30 年 7 月に「空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会」を設立し、「平和」をテーマとした 取組みを推進しているそうです。

最初に訪れたのは、兵庫県姫路市。
姫路市は、太平洋戦争末期 2 度にわたる大空襲に見舞われた歴史があります。この空襲により戦闘機を製 造していた川西航空機姫路製作所をはじめ、市街地の大半が壊滅的な被害を受けました。

姫路市には、戦争の歴史を後世に伝え、平和の大切さを学ぶための施設「平和資料館」と不戦の誓いを表 した「太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔」があります。

今回は、姫路市のシンボルである世界遺産・国宝姫路城を出発し、「平和資料館」で戦争による惨禍と平和 の尊さを資料や映像等を通じて学び、最後に「太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔」を訪れました。

なぜ、こんなにも悲惨な戦争がおこってしまったのか。悔しくて悲しい気持ちで心が痛くなりました。

平和資料館では、戦時中の姫路市民の暮らしの様子を知ることができ、家の中でもほんの少しの灯りで空 襲に怯えながら家族で身を寄せ合い生活をしていたことを想像することができました。 今の僕らの暮らしからはかけ離れすぎていますが、この時代の礎の上に僕らは生かされているんだと言う ことを痛感し、「二度と戦争を起こしてはいけない。」平和と言う言葉の大切さが更に強く心に刻まれまし た。

そして、空襲の火から奇跡的に残った姫路城を復興のシンボルとして、姫路市民の皆さんが力を合わせて 復興させた街を眺めていると、僕も、もっともっと一生懸命生きていかなければと熱いエネルギーが湧き 上がってきました。

今の僕らの暮らしからはかけ離れすぎていますが、この時代の礎の上に僕らは生かされているんだと言う ことを痛感し、二度と戦争を起こしてはいけない、平和と言う言葉の大切さが更に強く心に刻まれました。

僕の平和の学びの旅はまだまだ続きます。

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