海江田万里のインスタグラム(kaiedabanri) - 2月14日 18時39分

昨晩の地震で被災された方にお見舞い申し上げます。まだ余震もあると思いますので、くれぐれも身の安全を確保してください。
今年１月に逝去した半藤一利さんは、多くの著書を残されました。この週末、改めて読み直そうと書架を見直し、手にした一冊は『歴史と戦争』のタイトルの幻冬舎新書(2018年3月刊)です。
この新書のユニークさは、それまでの半藤氏の著作のエッセンスを要領よく一冊にまとめ上げていることです。その中の全ての引用文に出典が書かれていますから、改めて、出典にあたることも可能です。
あと10日余りで2月26日。この本では2・26事件について、半藤氏の次のような一文を紹介しています。
「四日間で二・二六事件は終わった。いやほんとうは終わってはいなかったのである。事件が巻き起こした『叛乱』という恐怖をテコにして、政・財・官・言論界を脅迫しつつ、軍事国家への道を強引に軍は押しひらいていった。二・二六は死せず長く生き残ったといえる」。
テロの怖さは、攻撃目標にされた人物だけでなく、社会の各層に長く無言の圧力を加え続けることです。
多忙な菅総理にもぜひ読んで欲しい一冊です。

#立憲民主党　#衆議院議員　#海江田万里　#半藤一利

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