テレビ朝日「世界の街道をゆく」のインスタグラム(tvasahi_kaidou) - 1月12日 12時54分

ブルターニュ半島。その先端に向かって進みます。街道沿いに姿を見せる風車が、吹き付ける風の強さを物語っていました。行く手にリアス式海岸が見えてきます。荒波が打ち寄せる断崖と小島に建てられた灯台。水平線に浮かび上がるのはサン島です。
「この一帯の眺めは、まさに地の果てだ」と、訪れた夫妻が呟き、ラ岬への道を指さしてくれました。自転車の旅人が、「ここに身を置くことが夢だった」と顔を綻ばせます。このマリア像は、海で命を落とした人々を弔い、航海の無事を願って立てられたものだといいます。
婦人が海面に目を凝らします。すると魚が跳ね上がりました。幸運にも出会った穏やかな海の表情。しかし、天気が変われば荒れ狂うこともしばしばです。マリア像は、地の果てに立ち、潮風を受け人々の無事を見守り続けていました。

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