枚方T-SITEのインスタグラム(hirakata_tsite) - 10月27日 18時30分

#Repost @ht_bungaku
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枚方 T-Site 蔦屋書店

【ひらかたの本棚・わたしの本棚】
朝は通勤途中に涼しい風を感じられる様になり又、
夜は虫達の合唱が愉しい季節となりました。
一層、読書も捗ります。
皆様は如何お過ごしでしょうか？

こちらのpostより
#ひらかたの本棚
#わたしの本棚
2つのハッシュタグを、枚方 蔦屋書店のBOOKコンシェルジュで数珠繋ぎ！
第一弾は文学コンシェルジュの大江が担当いたします！

皆様も当店4F、7メートルの高さを誇る本棚の前で、お勧めの本と共に素敵なお写真を撮ってみてくださいませ＊
その際、ハッシュタグもお忘れなく＾＾
本好きの「輪」が出来ると、とても嬉しいです。



さて私から紹介いたします本は、全十巻に渡りますこちら！
瀬戸内寂聴氏が現代語訳を手掛けられました『源氏物語』です。

「いつか読もう」「きっといつか読むんだ！」と思いながら、そんな何年越しかの思いが叶った今年の春。
そう、世間は、そして私も外出自粛期間中にありました。

コロナ禍で大切な人に会えない状況の中、私は『源氏物語』にとても救われたのです。



遠距離恋愛中の恋人と会えない、
遠くに暮らす家族に会いに行けない、
お友達とリモート飲み会も楽しいけれど、そろそろ直接顔を見て話したい…

そんなフラストレーションに負けそうな時は、『源氏物語』を開いてみてください。

平安時代当時は便利な連絡ツールも無く、距離が隔たってしまえば何カ月間、何年間と会えない事も珍しくはなかったでしょう。

光源氏と沢山の姫君達、そして物語に登場する家族も、皆「会えない時間」を経験しています。
そして会えない時間さえ、彼等は慈しむのです。

特に、お手紙に施される工夫は何と豊かでロマンチックだった事か！
季節の植物を添え、
香を焚きしめ、
直接的な言葉でなく短歌で気持ちを伝え合う（それも相手に対するご配慮の一つです）…

私達も、会えない時間に育てられるものがある。
そう気付いた読書体験でした。



さて枚方 蔦屋書店は、10月3日(土)～31日(土)まで読書月間で御座います！
豪華イベントの数々や作家とタイアップしたフェア、ノベルティ「読書手帳」のプレゼントも！

詳細は枚方 蔦屋書店H.P.又は、こちらのアカウントの過去postをご覧くださいませ！
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