日高光啓のインスタグラム(skyhidaka) - 8月26日 23時51分

（15）
ライブをして、取材を受けて、東京に戻り、また一日中取材を受け、家に戻る。

言葉を吐き出し尽くして空になった体にはたった一杯のハイボールが十二分に染みる。

完全に体に毒が回る前に一つの曲の直しをして、ゆっくりとソファに腰掛けてこの文字を綴っている。

アウトプットばかりの毎日に見えるけど、その道中で関わる出会いと会話、そこから生まれる感情と見える景色の全てをインプットに感じられる毎日には喜びがある。

Abemaで6/19に行ったライブのリターンの為だけに書いた"ありがとThank You"（超仮）は、それをそのまま曲に落とし込んだようなまさに日記的な曲で、トラックからミックスまで全てを、とある一日を使って自分の部屋の中で仕上げた楽曲である。
特にバースの歌詞は一切の書き直しをしていないし歌の録りなおしもしていない。

本当に生きているだけで散々な事が起こるけれど、悲劇にも喜劇にも成功譚にも失敗談にも写し方一つで変わっていくこの道程を人生と呼ぶのだなぁと思うと、

自分の物語に関わってくれた全ての人に感謝する気持ちが生まれるのは当たり前だろうし、
自分をサブでもモブでも参加させてくれた人生があるのなら出来得る限りの好演をしたいと思う。

"本当散々な事ばっか、でもそれを幸せと呼ぶのかな"

あまりにも日記的なあの曲は今後も発売予定はないし、まぁ…受け取った人はどうか心の中だけに留めておいてください。サンキュー！

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