テレビ朝日「世界の街道をゆく」のインスタグラム(tvasahi_kaidou) - 7月20日 12時36分

首都リガ近郊の湖。リエライス・バルトアザールス。畔には別荘が並び、人々の安らぎの地として知られています。ここにラトビアの人々が敬愛する音楽家が暮らしていると聞き訪ねました。
ライモンズ・パウルスさん。84歳。1980年代にヒットした『百万本のバラ』という曲の作曲者であり、独立運動時に文化大臣を務め、大統領候補にも推挙された国民的音楽家です。
この曲は、ソ連のラヴソングとして世界的に知られているが、原曲は大国に翻弄されてきたラトビアの人々の心情を歌ったものです。独立運動『バルトの道』で人間の鎖に参加した人々の中には、この曲を口ずさむ人が多くいたと言います。
雲が流れ、通り雨が止んだ空を見上げるパウルスさん。独立回復から30年。パウルスさんは今も音楽活動を続けています。

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