下條ユリさんのインスタグラム写真 - (下條ユリInstagram)「(Japanese Ver.) 親愛なる日本のみなさんへ ・ 小さな水彩画シリーズ#TodaysLoveLetterToYou の中から 20点を選び、新たにHome Sweet Homeと題したオンライン展覧会を7/17 まで開催しています。 (↑プロフのリンクから) ・ 世界はコロナで「当たり前の日常」を失い、同時に「失くしていた時間」という贈り物も得ました。不意に得たその贅沢な時間の中で、たくさんの人が自分自身を振り返り、命について、社会の不正、差別について、今までにないほど考える機会を与えられました。この痛みを経験したからこそ、わたしたちは身近にある「当たり前の小さなしあわせ」が一番の幸福だということに気づくことができたのかもしれません。それはわたしの中にある「Home」という、場所や人を超えた心理的で感情的な感覚でした。 ・ わたしが暮らすアメリカは今、至要たる歴史的変革の真っ只中にいます。実は、こんな個人的なお知らせをすることに妙な違和感を感じてしばらく告知ができず、じっくり考える時間が必要でした。でもSNSから流れてくる日本との温度差、誤解、極めつけに日本に差別は存在しないとでも言うような無自覚、無関心さに触れるたび、日本国内に確実に根深くある差別意識と、それを放ったままの日本社会の冷たさから裏切られた様な、ものすごく悲しく淋しい気持ちになりました。そしてそれが痛みを伴う個人的な感情だと、実は最近気づいたのです。 ・ ここからは極私的な話と勝手承知で続けます。 子供時代のHome を思う時、そこには12歳年上の亡き異父姉、知的障害を持って生まれたちーちゃんの存在がありました。わたしはちーちゃんとよく一緒にお絵描きをしていました。ちーちゃんのこと、障害者の家族として経験した日本の社会のこと、声高に自己主張できず社会から受け入れられないままの人たちのこと、インスタグラムの投稿一つや二つでは到底伝えられない深い思いがわたしの中にあります。それをこれから少しずつ、わたしなりのやり方で声に出して行けたら、と思ったのです。 もちろん絵の助けを借りながら。 ・ 世の中の人々がそれぞれの条件でステイホームを続ける中でHome Sweet Home展は産まれました。初めて絵を買うという人にも届けられますように…というくらいまでの価格に抑え、売上の10%をカリフォルニア州オークランドにある、障害を持つアーティストを支える素晴らしい非営利団体 @creativegrowth に寄付しています。 世界に一枚だけの水彩画たち、ご縁あって誰かの大切なHomeの一員に選ばれたらとても嬉しいです。そして「ちーちゃんたち」のこと、才能ほとばしりすぎの彼らの純度100%のアート、それを支える環境とコミュニティがある事を知ってもらって一緒にサポートできたら、それはもう最高に名誉あることだと思っています。 ・ 日本までの送料は$100です。ご希望に添えるよう直接わたしがメイルで対応させていただきますので、気になる作品がありましたらお気軽にご相談ください。 ・ “Home Sweet Home”ついて書いてくれた @hypebeast と @hypebeastart に感謝します。  長い文を読んでくれてありがとうございました🙏🏽 ・ ・ #yurishimojo_watercolors  #Mama (sold)  #CreativeGrowth  #outsiderart  #artbrut #JapaneseWatercolor」6月25日 13時22分 - yurishimojo

下條ユリのインスタグラム(yurishimojo) - 6月25日 13時22分


(Japanese Ver.)
親愛なる日本のみなさんへ

小さな水彩画シリーズ#TodaysLoveLetterToYou の中から
20点を選び、新たにHome Sweet Homeと題したオンライン展覧会を7/17 まで開催しています。
(↑プロフのリンクから)

世界はコロナで「当たり前の日常」を失い、同時に「失くしていた時間」という贈り物も得ました。不意に得たその贅沢な時間の中で、たくさんの人が自分自身を振り返り、命について、社会の不正、差別について、今までにないほど考える機会を与えられました。この痛みを経験したからこそ、わたしたちは身近にある「当たり前の小さなしあわせ」が一番の幸福だということに気づくことができたのかもしれません。それはわたしの中にある「Home」という、場所や人を超えた心理的で感情的な感覚でした。

わたしが暮らすアメリカは今、至要たる歴史的変革の真っ只中にいます。実は、こんな個人的なお知らせをすることに妙な違和感を感じてしばらく告知ができず、じっくり考える時間が必要でした。でもSNSから流れてくる日本との温度差、誤解、極めつけに日本に差別は存在しないとでも言うような無自覚、無関心さに触れるたび、日本国内に確実に根深くある差別意識と、それを放ったままの日本社会の冷たさから裏切られた様な、ものすごく悲しく淋しい気持ちになりました。そしてそれが痛みを伴う個人的な感情だと、実は最近気づいたのです。

ここからは極私的な話と勝手承知で続けます。
子供時代のHome を思う時、そこには12歳年上の亡き異父姉、知的障害を持って生まれたちーちゃんの存在がありました。わたしはちーちゃんとよく一緒にお絵描きをしていました。ちーちゃんのこと、障害者の家族として経験した日本の社会のこと、声高に自己主張できず社会から受け入れられないままの人たちのこと、インスタグラムの投稿一つや二つでは到底伝えられない深い思いがわたしの中にあります。それをこれから少しずつ、わたしなりのやり方で声に出して行けたら、と思ったのです。
もちろん絵の助けを借りながら。

世の中の人々がそれぞれの条件でステイホームを続ける中でHome Sweet Home展は産まれました。初めて絵を買うという人にも届けられますように…というくらいまでの価格に抑え、売上の10%をカリフォルニア州オークランドにある、障害を持つアーティストを支える素晴らしい非営利団体 @creativegrowth に寄付しています。
世界に一枚だけの水彩画たち、ご縁あって誰かの大切なHomeの一員に選ばれたらとても嬉しいです。そして「ちーちゃんたち」のこと、才能ほとばしりすぎの彼らの純度100%のアート、それを支える環境とコミュニティがある事を知ってもらって一緒にサポートできたら、それはもう最高に名誉あることだと思っています。

日本までの送料は$100です。ご希望に添えるよう直接わたしがメイルで対応させていただきますので、気になる作品がありましたらお気軽にご相談ください。

“Home Sweet Home”ついて書いてくれた @HYPEBEAST@hypebeastart に感謝します。

長い文を読んでくれてありがとうございました🙏🏽


#yurishimojo_watercolors
#Mama (sold)
#CreativeGrowth
#outsiderart #artbrut #JapaneseWatercolor


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

154

5

2020/6/25

下條ユリを見た方におすすめの有名人