千秋のインスタグラム(chiaki77777) - 5月30日 19時23分

遂に、手に入れました🐲✨
わたしが渇望した水色の龍とピンクの龍のカップ。世界のどこにもなかったものを、ある陶芸家さんとの偶然の出会いで誕生したのです。

去年の今頃、書いたお話なのですが、たまたま寄ったデパートの食器催事場にいらっしゃった、加藤雅一さんという陶芸家さん。加藤さんの器はほとんどがお花の絵柄でしたが、その中に一種類だけ、黄色い登り龍と濃紺の唐獅子の絵柄があり、それに一目惚れして購入しました。その時に「鮮やかな水色やピンクの登り龍は描いてないのですか？あったら欲しいですが•••。」と話しかけたのですが、陶芸家さんは「水色の龍？？ピンクの龍？？？いや、想像もつかないのですが、頭には入れておきます。ですが、わたしは普段は花を描いていて、それを作るかどうかはあの、本当に作りたいと思ったものしか作れないので、お約束は出来ないのですが•••」「あ、いえ、もしあったら欲しいなって思っただけなので全然大丈夫です」「龍がお好きなのですか？」「今、初めて見て、いいなと思いました。この絵が好きです。お花だけじゃなくてこういう種類のものがもっとあったら買いたいです」のような会話をしました。
陶芸家さんはわたしのことに気付いていないようでした。わたしも、あったら欲しいなって思って聞いただけですし、こだわりのある陶芸家さんの作風に意見するつもりもないですし、もちろん元からある黄色の龍も可愛いので購入した訳ですから、お話はそこで終わったのです。
それから半年以上経って、あの陶芸家さんはどうしているだろう？とネットで探しました。加藤さんはネットを全くやっていないので情報を得るのが大変だったのですが、やっと探し当てたその時、「あっ」と思わず声が出てしまいました。
わたしが欲しかった、水色の龍とピンクの龍のカップが、九州の方のデパートが発信した写真に載っていたのです！
「あ、本当に作ってくれていたんだ•••」涙が出そうになりました。そして、ようやく手に入れたのがこちらのカップです。
鮮やかな手描きの龍。かっこいい。家族で、来客用に、大切にいっぱい使います。加藤雅一さん、何処の馬の骨ともわからない客の声を聞いて頂き、ありがとうございました。
お花だけじゃなくて、こっちのシリーズも人気になりますように✨言い出しっぺなのでなんとなく責任感が芽生えてしまいました。
見れば見るほどうっとりする素敵さ。ああ、もっと欲しい。

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