小沢仁志のインスタグラム(ozawa_hitoshi) - 5月13日 15時36分
最終話
ココロナを見つめる花子。
花子「そもそも、人間なんて弱い生き物でしょ？
考えようによっては、素敵じゃない？弱さって。だって、成長する余白があるって事じゃない。弱いから成長するの」
じっと花子を見つめているココロナ。
花子「ティラノザウルスは進化した？してないでしょ？なんでかわかる？強いからよ。自分より強い相手がいないから、進化する必要がなかったのよ。それに比べて、弱い生き物は生き残る為に常に進化し続けてきたでしょ？人間だってそうよ。四足歩行から、二足歩行に進化して、知恵を手に入れて」、
ココロナ「それで？」
花子「肝心な事は、強い弱いじゃなくて、ありのままの自分を受け入れていく勇気なのよ！」
と、自分で言いながら
「ハッ！」と何かに気がつく花子。
花子に満面の笑みを投げかけるココロナ。
花子「？」
ココロナ「それでいいんだよ。よく気づいてくれたね」
花子「…」
ココロナ「そう、僕は花子の自尊心なんだ。花子のココロが色々と彷徨ってたから、僕の事を思い出して欲しくて」
花子「…そうね、そうだったかも」
ココロナ「人は置かれた場所で咲き誇ればいいんだから、僕を見失わないで」
花子「うん…ありがとう」
自然と、涙が出てくる花子。
ココロナ「悲しいの？」
花子「嬉しいの…」
と、両手で顔を覆う。
その花子の肩に、そっと手を置くココロナ。
声「泣いてるの？」
顔を上げる花子。
見ると、最初に来た公園のベンチに座っていた。
花子「…」
心配そうに花子の顔を覗き込んでいる少年がいる。
花子「ありがとう、大丈夫だよ」
と、少年に笑顔を向ける
少年「ならよかった」
そう言い残し、少年の仲間達の輪の中に戻っていく。
清々しい空を見上げて、大きく身体を伸ばす花子。
そこに、花子の携帯が鳴る。
花子「？」
見ると、課長からテレビ電話がかかって来ている。
花子「…」
電話に出ると、課長の怒号が飛び出してくる。
課長「コラ桜田！何で定時に電話に出ないんだ！」
「？」と、時計を見ると
15:05…。
課長「聞いてるのか！」
満面の笑みで…
花子「はい！すいませんでした！」 終劇
以外にペースの早い
リレードラマ。
楽しんでくれたか❓
意外にみんな真面目に書いてきたことが、俺的にはウケた❗️笑
#小沢仁志
#中野英雄
#小沢和義
#山口祥行
#勝矢
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2020/5/13
