ハミルさんのインスタグラム写真 - (ハミルInstagram)「. 【私の好きな料理本リレー】  リレー2連発ですいません。 今回は料理本リレーです。 . @ryourinohon から始まった #料理本リレー、 色んな方のを楽しんで観てましたら、 私の本や連載など撮影してくださってる フォトグラファーの木寺紀雄さん  @noriokidera から、 バトンが来た。リレー続きですいません。 . 3冊のセレクトとのこと。 料理本とは言えない2冊を入れました。 お許しを。 . ●1冊目は、”暮しの手帖/77号” 1964年発行。自分が生まれる前.. 10年くらい前に初期の暮しの手帖を 集め出した。特に好きなのは花森安治さん が手掛けた第1世紀といわれる時代の暮らしの 手帖の表紙たちが格別に素晴らしい。 . 特にいいのは50号以降で、40号ー90号に 名作が多い。77号の表紙は料理を作りたいと 思う素晴らしい構成。 定例のページ”おそうざい十二ヶ月”は 必ず見るポイントの一つ。 . 暮らしの手帖は今のレシピ本の基本を 作ったと云われている。写真を順番に載せて、 読者がわかりやすく作れる様にした 最初の本だそう。 . 自分の仕事の基本、受け取る側に伝わる様にの 姿勢は本当に暮らしの手帖の第一世紀から 学ばせて頂いたと言っても過言ではない。 . 怪物、花森安治さんの暮らしや読者に 寄り添いきった妥協しない姿勢と美意識が 未だに新しさや斬新さを感じるばかりです。 . *古本屋さんで見つかります。 値段は状態で様々ですが、 ジャケ買いしていいと思います。 中目黒のCOW BOOKさんは、 タイミングで割りとあります。   ●2冊目はジョージア・オキーフのレシピ本. ”A Painter”s Kitchen  Recipes from the kitchen of  GEOGIA O’KEEFFE” . この本を手にした時から、いつかオキーフの キッチンを観にいきたくて、数年前にオキーフの ホームツアーに申し込み、サンタフェから 1時間半、荒野の岩山の合間を走らせて、 行ったAbiqueのご自宅のツアー。 今でもあのキッチンを思い出してしまう。 . この本は晩年のニューメキシコに住んだ時の オキーフが90歳の時にアシスタントだった 24歳のMargaret Woodという若い女性が 書いたオキーフ自身や使用人が作ってくれた レシピを思い出を共に綴っている。 . 読み解くと、オキーフが大事にしていた Abiqueの家の大きなガーデンで育てた野菜や フルーツなど季節の移り変わりを感じながら シンプルな料理を大事にしていたことが窺える。 植物の精霊にも敬意を払い続けたそう。 . オキーフは自分で野菜を育て、 岡倉天心の茶の本を愛読し、 日々の暮らしの音や変化を楽しんだ事が窺える。  印象深いのは最後のページのお茶のところ。 彼女がとてもその時間を大事にしていた事が うかがえる。amazonなどで購入できます。  ●3冊目は、”食べているのは生きものだ”  文・写真 森枝卓士  これは料理本とは少し違います。すいません。 脱線気味のセレクトで。。 . ただ今1番読んで頂きたい 食の写真絵本だな、、と思っています。 私はこの本の数ページ目で、 涙が止まりませんでした。 . 私はまだまだ命を軽視していた自分が いたとわかりました。 . コロナは動物や自然界からの怒りと 言われています。人間が動物を軽視し、 傲慢に振る舞ってきたツケともいわれてます。 . この本は命と意識と意志もある動物や魚など、 人間の凄まじく貪欲で傲慢な食欲の罪と 向き合える本だと思います。 . 殺されて余らせて、フードロスまで 引き起こしてる私たちが今ちゃんと 必要な分だけ、自然に手を合わせて、 ”いただきます”と命に感謝して頭を 下げる気持ちで食する姿勢を 問われてるんだと思います。 . 七つの大罪の中に、大食とあります。 もうグルメ気取って食べる時代ではなく、 命に手を合わせ命を体に取り込み無駄に させない生き方をする時代なのだと 感じるばかりです。 . *福音館書店 定価1300円 *著者の森枝卓士氏は、シェフで 食のプロデューサーでもある 森枝幹さんのお父様だそうです。  次のバトンは、以前に私の連載なども 担当してくれ、SkyMarkの機内誌の編集、 FRaUのSDGSの特集など手掛ける編集者の 熱田千鶴さん @chee.zulu_atsuta へ、 食いしん坊の熱田さんのセレクト、 楽しみです! . 時間がある時に様々な本をみて、 作って家にいて、気持ちの揺らぎを ゆるやかに。未来に小さき希望を。 . #料理本リレー」4月18日 21時11分 - haruhamiru

ハミルのインスタグラム(haruhamiru) - 4月18日 21時11分


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【私の好きな料理本リレー】

リレー2連発ですいません。
今回は料理本リレーです。
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@ryourinohon から始まった #料理本リレー、
色んな方のを楽しんで観てましたら、
私の本や連載など撮影してくださってる
フォトグラファーの木寺紀雄さん
@noriokidera から、
バトンが来た。リレー続きですいません。
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3冊のセレクトとのこと。
料理本とは言えない2冊を入れました。
お許しを。
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●1冊目は、”暮しの手帖/77号”
1964年発行。自分が生まれる前..
10年くらい前に初期の暮しの手帖を
集め出した。特に好きなのは花森安治さん
が手掛けた第1世紀といわれる時代の暮らしの
手帖の表紙たちが格別に素晴らしい。
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特にいいのは50号以降で、40号ー90号に
名作が多い。77号の表紙は料理を作りたいと
思う素晴らしい構成。
定例のページ”おそうざい十二ヶ月”は
必ず見るポイントの一つ。
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暮らしの手帖は今のレシピ本の基本を
作ったと云われている。写真を順番に載せて、
読者がわかりやすく作れる様にした
最初の本だそう。
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自分の仕事の基本、受け取る側に伝わる様にの
姿勢は本当に暮らしの手帖の第一世紀から
学ばせて頂いたと言っても過言ではない。
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怪物、花森安治さんの暮らしや読者に
寄り添いきった妥協しない姿勢と美意識が
未だに新しさや斬新さを感じるばかりです。
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*古本屋さんで見つかります。
値段は状態で様々ですが、
ジャケ買いしていいと思います。
中目黒のCOW BOOKさんは、
タイミングで割りとあります。


●2冊目はジョージア・オキーフのレシピ本.
”A Painter”s Kitchen
 Recipes from the kitchen of GEOGIA O’KEEFFE”
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この本を手にした時から、いつかオキーフの
キッチンを観にいきたくて、数年前にオキーフの
ホームツアーに申し込み、サンタフェから
1時間半、荒野の岩山の合間を走らせて、
行ったAbiqueのご自宅のツアー。
今でもあのキッチンを思い出してしまう。
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この本は晩年のニューメキシコに住んだ時の
オキーフが90歳の時にアシスタントだった
24歳のMargaret Woodという若い女性が
書いたオキーフ自身や使用人が作ってくれた
レシピを思い出を共に綴っている。
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読み解くと、オキーフが大事にしていた
Abiqueの家の大きなガーデンで育てた野菜や
フルーツなど季節の移り変わりを感じながら
シンプルな料理を大事にしていたことが窺える。
植物の精霊にも敬意を払い続けたそう。
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オキーフは自分で野菜を育て、
岡倉天心の茶の本を愛読し、
日々の暮らしの音や変化を楽しんだ事が窺える。

印象深いのは最後のページのお茶のところ。
彼女がとてもその時間を大事にしていた事が
うかがえる。amazonなどで購入できます。

●3冊目は、”食べているのは生きものだ” 
文・写真 森枝卓士

これは料理本とは少し違います。すいません。
脱線気味のセレクトで。。
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ただ今1番読んで頂きたい
食の写真絵本だな、、と思っています。
私はこの本の数ページ目で、
涙が止まりませんでした。
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私はまだまだ命を軽視していた自分が
いたとわかりました。
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コロナは動物や自然界からの怒りと
言われています。人間が動物を軽視し、
傲慢に振る舞ってきたツケともいわれてます。
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この本は命と意識と意志もある動物や魚など、
人間の凄まじく貪欲で傲慢な食欲の罪と
向き合える本だと思います。
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殺されて余らせて、フードロスまで
引き起こしてる私たちが今ちゃんと
必要な分だけ、自然に手を合わせて、
”いただきます”と命に感謝して頭を
下げる気持ちで食する姿勢を
問われてるんだと思います。
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七つの大罪の中に、大食とあります。
もうグルメ気取って食べる時代ではなく、
命に手を合わせ命を体に取り込み無駄に
させない生き方をする時代なのだと
感じるばかりです。
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*福音館書店
定価1300円
*著者の森枝卓士氏は、シェフで
食のプロデューサーでもある
森枝幹さんのお父様だそうです。

次のバトンは、以前に私の連載なども
担当してくれ、SkyMarkの機内誌の編集、
FRaUのSDGSの特集など手掛ける編集者の
熱田千鶴さん @chee.zulu_atsuta へ、
食いしん坊の熱田さんのセレクト、
楽しみです!
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時間がある時に様々な本をみて、
作って家にいて、気持ちの揺らぎを
ゆるやかに。未来に小さき希望を。
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#料理本リレー


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2020/4/18

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