千秋のインスタグラム(chiaki77777) - 2月23日 12時15分

唐津街道の宿場町「古材の森」に行きました。
こちらは明治34年（1901年）に建てられたお屋敷で、約120年前の梁、柱、門、お庭、家具、漆塗りの吹き抜け回廊、など、見たことないくらい立派な建物。それをなるべくそのまま生かしたレストランカフェです。
建物も、家の中の細かいところも、とにかく素晴らし過ぎて、溜息しか出ない✨
日本は歴史が長くて本当に素晴らしい文化があるんだ、と一目見てわかるこういう建造物は、大切に大切に残していかないといけないと強く思います。
でも残すには（ここからはあくまでもわたしの知ってる範囲ですが）、現代の建築法などの法律、昔の建築技術を持った方がいない、重要文化財になったらなったで国や県や市の許可がないと何も動かせない、お金のこと、など色々なことが大変過ぎると聞いたことがあります。欧米では、建物は古ければ古いほど価値がある場合も多く、築200年でも値が下がるどころか上がったりもします。日本は古いほど価値が下がる仕組みになっているようです。古いお家はどんどん壊して、"今の建築法に合った"新しいお家を建てる方が都合がいいひとが多いからかもしれません。先人の知恵と技術のおかげでこうやって100年以上壊れてないことが証なのに。日本中にある大昔の建物を、ちゃんと安全に使えるようにしながら未来にも残すこと、法律やシステムを考え直して、発想の転換と勇気で、出来るような気がするんですけど、これはただの素人考えなのでしょうか。
それにはきっと技術者の教育、税金のしくみ、ビジネスの観点なども複雑に絡みっているのでしょう。
京都や有名な歴史の街は出来ているように見えるんですけど、本当に手はないのでしょうか。
どんどん壊されてるとはいえ、まだ日本中に点在してるはず。今なら間に合うかもしれないのに。ただ壊していくのはもったいない！

続く。

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