吉家章人さんのインスタグラム写真 - (吉家章人Instagram)「原作は渡辺淳一の、白き手の報復の、少女の死ぬ時という短編。主演は医師役に緒形拳さん、若い医師役に奥田瑛二さん、看護師役に池上季実子さん、緒形拳の奥さん役に倍賞千恵子さん、倍賞さんの父親役に宇野重吉さん。演技派が揃っている。今ほど医療機器がそれほど発達してない1980年頃。13歳の少女が心停止し、直接心臓マッサージをする医師の緒形拳。バグで手動で呼吸を送り込む奥田瑛二。心臓は動かない。自発呼吸もない。二人の医師が手を止めれば少女は死ぬ。手の施しようがない。医師はいつ手を止めればいいのか。どちらかが倒れるまでやれば少女の心臓が動かなくても仕方がなかったと自分を納得させられるが・・・。医師の緒形拳は、病室にいるきりぎりすが泣いたら手を止めようという。反対する若い医師の奥田瑛二。きりぎりすが鳴き、手を止める医師の緒形拳。少女の心臓は動かない。医師のリアルな姿を描いたドラマ。師匠の初のドラマ出演作品で、ちょい役での出演。ビデオでドラマを観せてもらい脚本を読ませて貰った。やりきれないが仕方がない。胸が締め付けられる。とても複雑な感情。このドラマのプロデューサーと共感した時は幼なじみのような親近感が湧いた。すっごいいいドラマ！ #きりぎりす」11月26日 18時50分