清水文太さんのインスタグラム写真 - (清水文太Instagram)「「人それぞれの価値観だから」という言葉を思想・趣向違う人間、もしくは社会に対して多用することはとても怖いものだ。 '自分と相手とは違う'というある種の自己防衛に近い、思考停止だと僕は思う。人それぞれの思考感覚、社会構造は「相手、もしくは団体」を見ないと知ることができないからだ。他人のことを100%理解することは難しい。だけど、その言葉で終わらせてはいけない。そういう僕にだって、理解し難いことや、「どうして？」と思うことは沢山ある。人間の本質を重ね合わせても、完全に交わることなんてないと思っているから、どうにか飲み込めるんだ。飲み込めず、吐くことはしたくない。でも、飲み込みたくないものは、水に流せばいい。それは、言葉ではなく自分が仕事やプライベートにおけるポジティブな行動によってできる。また、「それぞれだから」と思考を終わらせてはいけないと思う理由はもう一つある。それは「本当におかしい」ことが見えなくなる気がするから。それを繰り返すと、価値観以外の部分で思考を巡らせることをやめてしまう瞬間が多々出てくるはず。「昔の僕」だったら、沢山のものと戦い、抗う必要性、真実を見据える方向性を考えることもしなかった。勝手に作り出されるメディアイメージと闘おうとも思わなかった。望んでもいないのにインフルエンサーと呼ばれ、とある雑誌の30歳未満の社会を変える30人の賞の部門にも選ばれてしまった。僕は僕だ。何者でもない。敢えてイメージが変わると思い参加もしたが、大した変化はなかった気もした。どうなんだろうか。実感は湧かない。それでも僕は進み続ける。これをやり続けていれば変わるかもしれない。(偉大な賞をいただいたことに感謝はしています) 嫌がらせをされても、仕事でトラブルが起こっても、僕は進み続ける。そして、和解をしようと努力をする。僕はたくさんの活動をきちんと形にして、仕事にする。そのために前に進む。ずっとずっと、前に進む。たまに、一歩くらいは後ろに進むのもありかもしれないけど。「価値観」というものを「それぞれだから」と置いていってしまっていたら、きっとそのたくさんの思考、感覚で世の中ができあがっている、ということにも気づかなかった。もっともっと裏側にあるものもあるから、僕は考えるのをやめたくはない。世の中を知りたい。わからないことだらけだから。でも、せめて疲れたときには休憩して休む場所は作りたい。たまに、で充分なのだ。無いよりいい。教養のない中卒の僕が言うことではないと思うが、少しずつ今からでも学んでいけたらいいな。頑張る。よし。可愛いランプ。家におこうっと。」9月17日 18時37分