佐藤友子のインスタグラム(tomokosato_hokuohkurashi) - 6月13日 15時48分


今日は皆さんに熱くお知らせしたいことがあります。
数年にわたり「いつかオリジナルでつくりたい」と思ってきた香り系のアイテムを、これまで仕入れでもやってこなかったので、まさに「当店史上初」でオリジナルでつくり本日お披露目することができました。

「気持ちをつくる香りのお守り」という名前をつけたロールオンコロン。
心から信頼の置けるハーブとアロマの専門店「生活の木」さんと共同開発で、当店オリジナルの、しかも当店初となる香りのアイテムをつくることができました。

正直な話、これまでお会いする数々の人から「どうして香り系のアイテムをやらないのですか?」と質問されることがありました。
そのときに私がいつも答えていたのは「香りは好みがはっきり分かれるものであること。それなのにネットショッピングだと試しに嗅いでみるということができないので取り扱わないほうがいいと思っている」というものでした。

でもちょうど3年前くらいでしょうか。私自身がネットショッピングで香水を買うという経験をしました。文章を読んで香りを想像してみる。勇気を出して「えいっ」と購入してみる。香水が手元に届くまでそれはそれは本当に嗅いでみるまでが楽しみでしょうがありませんでした。
手元に届いた香水は想像していた香りとはちょっと違ったのですが、好きだと思える香りでした。ネットショッピングで香りのアイテムを買うからこその楽しみっていうのもあるんだと、このとき好奇心がむくむくと湧いてとめられなかったのを覚えています。

香りと二度出会うような気持ちでした。

「いつかそういうストーリーでうちのお店でもやろう」。
そう決めましたが、勇気を出して香り系のアイテムに踏み出すなら、うちらしいと感じてもらえるコンセプト、香りのものにしたい。自分を誇示するような香りじゃなく自分らしく過ごすためのものにしたい。

ならば焦るまい。と、時間をかけてここまで温めてきました。

スタッフともたくさん話して考えて行き着いた、うちでつくりたい香水は「気持ちをつくる香水」でした。

日々、いろんなことがあります。気が張ってピリピリしてしまうこと、しょんぼりと落ち込んでしまうようなこと。いろんな気分の日があります。
そんなときも大事な会議や、大事な子供の行事や、大事な人と会わなきゃいけないようなシーンはたくさんあって「気の持ちよう」と言い聞かせながら出かけることがありますが、いやいや「気の持ちよう」って結構きついよねと思ってきました。

「気の持ちようだ」と自分に言い聞かせてがんばるよりも、五感に自然に働きかけてくれる香りを使って「気持ちをつくろう」。
そんなメッセージをこのロールオンコロンを通してお客様と共有したい。そう思いつき、開発が進んでいきました。

しかも「生活の木」さんは私が20代の頃、どんな職業につくべきかと迷いに迷っていた頃アロマセラピーの勉強をしていたことがありまして。その頃に、足繁く表参道にあるお店に通っていたんです。
当時、24歳だった頃の自分を思い出すと、43歳になった今、こうして「生活の木」とコラボして自分をも助け、誰かの助けにもなるかもしれないアイテムをつくれたことは奇跡みたいなことだと思っています。

#佐藤の気まぐれ日記 よりも長文になっちゃいました…。
3種類のコロンをつくりましたが、個人的には「どれも好き」と思える香りです。どんな気持ちをつくりたいか、どんな香りが好きだろうか、そんな想像をしながらぜひ今までコロンを使ってこなかった方にも取り入れてみてもらえたらうれしいです。

すでにほんとうに沢山のご注文をいただけていて、心のなかが熱くなっております😌ありがとうございます。

#お買い物はプロフィールのリンクから当店サイトへ
#kurashiandtripspublishing
#生活の木
#北欧暮らしの道具店


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2019/6/13

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