原田曜平のインスタグラム(yohei.harada_official) - 6月3日 21時16分

モーニングショーなどで紹介され、大ベストセラーになっている絵本
しょうがっこうがだいすき。
小学校２年生の子が小学校になる後輩へ、小学校の心構えを書いた絵本。
大人が読んでも全く面白くない。
が、幼稚園生とか小学校１年生が読むと刺さるそうな。
これは分かる。
僕も普段就職活動を控えた学生に社会の話をするけど、意外とハイブロー過ぎて伝わらないことが多くて、案外と入社２・３年目の社員が説明した方が響くことはよくある。
中年社員からすると、若手社員はまだ会社のことや仕事が分かっていないし、頼りないんだけど、でも、まだ社会に出てない学生からしたらそちらの方が身近だし近い目線のアドバイスが得られる、ということなんだと思う。
まさにこの絵本もその盲点を突いたもの。
まさか小学校２年生が年下にアドバイス、、、なんてことはこれまで誰もが発想すらしなかったんだけど、よく考えたら彼らにしかできないアドバイスがあるはずで。。。
書かせて、自費出版させた親がエラい。
市場価値を見逃さなかった大人がエラい。
きっと中学生から小学生へのアドバイス、高校生から中学生へのアドバイス、大学生から高校生へのアドバイス、社会人から大学生へのアドバイスの本も追って作られることでしょう。
それにしてもこの数年、出版業界で面白いのは絵本ばかり。
市場が伸びているので新しいプレーヤーがどんどん参入するし、どんどん面白い絵本が生まれている。
僕も絵本が作りたい。誰か編集者さんが寄ってこないかなあ。。。

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