清水文太のインスタグラム(bunta.r) - 2月28日 22時57分

パリ3日目です。

色々考えることの多い毎日を、石畳を歩く音と、知らない言語の行き交う喧騒の中で過ごしています。

僕自身、過去は悲しい人生しか送れないだろう、という勝手な決めつけを持って生きていました。中学生の頃。

だけど、そんなことなかったと今日改めて実感しました。
高校生時代から、つい先月まで、そして今もお世話になっている家族の父が宇都宮のローカルラジオのレギュラーをやっている。
急にラインが来て「うちの子がいま仕事でパリにいるんですよー、って言うから、なんかコメントアプリで聴いて送って！」と言われて、若干戸惑いながらコメントを送った。
「パリは曇りです。物価など高いですが、楽しく過ごせています。数年前は、大海原を越えたこの地で仕事をしているなんて、夢にも思ってませんでした。父には感謝しています。有難う。」と。
そしたら「うちの息子のコメントですね。彼は頑張ってるから、応援してます」って、お父さんは言ってくれました。

そもそも、会社員の彼がローカルラジオのレギュラーであることも変だけど。笑

こっちに来て、色々思考が泳いでいたから、少し休憩モードに入ることができました。
悲しいことや、辛いこと、嬉しいこと、色々整理された感じがした。

僕は、彼らのことが好きで、だけど どうして好きなのかなんてわからなくて、むしろ「家族」というカテゴリに対して恐怖を感じていたくらいなんだけど、そんな深く考える必要なんてなかったんだ。

自分が好きで、話したくて、一緒にいたくて、知りたくて。それは全部一緒で。
だけど、「共に歩める、助け合える」ということが 人間の関わりとしてとても美しいことなのだなって感じた。
家族や恋人、友人。

そう思える、過去を頑張ってきた自分に、有難うと伝えたいです。
何度も何度も、幸せだ。不幸だ。と、繰り返す人生がちょうどいいのかもしれません。

僕も、仕事して、音源どんどん作って、文章書いて、前に進もう。

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