鎌田安里紗のインスタグラム(arisa_kamada) - 12月29日 13時33分
ウールについて学んでいます、その２。
このあいだの投稿に意外に反響があって驚きました??
やっぱり素材のこと、わからないことだらけだよね。知識が多けりゃいいってものではないけども、無意識に触れてる身近なものについて、詳しくなるのはおもしろいことだなぁと思います。
さてさて、ウールのこと、少しずつ書いていきますね。
改めて、ウール博士、安江さんに聞いたのはこんなこと。
・ウールが自然に優しい素材と言われるのはなぜですか？
・ウールが環境に与えるネガティヴな影響をあげるとするとなんですか？それに対してどのような対策をしている農場があるのですか？
・動物愛護の観点からウールが問題視されることがあるのはなぜですか？それに対してどのような対策をしている農場があるのですか？
・ウールアイテムを長く大切にするために、お家でできるケアはどんなことですか？
まずは最初の2つ。ウールと自然環境について。
博士から教えてもらったことを整理するとこんな感じ?? まず、ウールは天然素材。羊の毛なので、放っておけば、土に還ります。生分解性が高いってやつですね。
今問題のプラスチック。海に漂って問題になっているのは、生分解性が低くてなかなか自然に還れないから。
お洋服の素材でいうとポリエステルなんかは同じく石油からできていて、分解するのに時間がかかる。それに比べてウールやコットンは、比較的短い時間で土に還ってゆくわけですね。
コットンと比べて考えるならば、糸になるまでに必要な水の量が少なくて済む。コットンは栽培にたくさん水が必要だから。
この生分解性の高さと、水をはじめとするエネルギー使用量の低さがウールがエコと言われる理由?? 逆に、環境にネガティブな影響を与えるポイントとしては、主に農場を作るために森を切り拓くことや、羊の餌となる穀物や草に農薬や殺虫剤が使われること。ここにはまだ大きな課題がある。
それに対して、今いろんな改善策がとられているんだそう。例えば、農場の何パーセントかを自然な森として残しておくこと、餌の調達にも透明性を保つこと、などなど。
まだまだこれがベスト！というやり方は模索中だそうだけど、改善していくと、ますます魅力的な素材になっていくなぁと???? 個人的にもいろいろ調べてみたけど、YouTubeにあがってる、Livia Frirthさんの「Fashion-scapes: Forever Tasmania」という動画がすごく参考になりました??????おすすめ
引き続き、ウール博士に聞きたいことがあったら、こちらにコメントくださいね??わたしもまだまだ勉強勉強
#Teamwool #ウールマーク #woolmark
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2018/12/29
