大杉隼平のインスタグラム(shumpeiohsugi_photographer) - 2月27日 17時23分
父、大杉漣の葬儀を故人の生前の意思により、家族近親者のみにて執り行いましたことをご報告させていただきます。
本当にあまりに突然の別れとなってしまいました。信じたくない。夢であって欲しい。心からそう思いました。
最期に立ち会う事もできませんでした。一言でもいい。ありがとうございます。を伝えたかったです。
対面した父は安らかな顔をしていて、今にも起きてきそうな気がしました。
あんなにあたたかかった父の手。父に触れると冷たくて固くなっていました。その時、父が亡くなった事が現実だと少し理解できた気がしました。
父は本当に「現場者」でした。現場にいることを常に心がけていました。
そしてそれを全うしました。
それでも、「不安と隣り合わせだよ。いつになっても」ふとそんな事を言っていたのを思い出しました。
でもその不安とちゃんと向き合い、いつも全力で向かう父の姿勢は素晴らしいものでした。
また、どんなに忙しくても家族想いの人でした。生前、長期の仕事の際には必ず電話でこう言っていました。
「お母さんと妹を頼んだぞ。たまには家に顔出してやれよ」
父と最後に会った日。約束をしました。「写真撮ってくれるか」「撮りたいです」ちゃんと向き合いたいと思いました。その約束の3日後。最後に撮った写真は亡くなった後の父でした。
生前、最後に父を撮ったのは徳島でのLIVEとなりました。無念でなりません。
小さい頃から、父とは沢山の時間を共有してきました。今も毎週のようにご飯を一緒に食べて、そんな当たり前にあった日常の中で、父はいつも言葉ではなく、体現する事で大切な事を教えてくれたように感じます。
写真展用の額縁を作ってくれていたのも父でした。忙しい時間の中できるのかどうか不安でしたが、実家には完成した額縁が綺麗に置かれていました。最後に残してくれた額縁。
そして本当に多くの方からメッセージやコメント、想いを頂きました。
父がどれだけ多くの人に愛され、支えられて過ごしきたのかを改めて深く深く感じました。皆様のお気持ちに勇気づけられました。その想いは必ず父にも届いていると思います。
父もまた皆様にきちんとお礼を伝えたかったはずです。父の代わりはできませんが、心よりお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございます。
父がとても可愛がっていた犬の風と、猫の寅子。ふうもとらもまた、父と出会えて本当に幸せだったと思います。
親父。大好きでした。
心から尊敬していました。
その想いを糧に、今はできることをやっていきます。
どうか見守っていて下さい。
大杉隼平 【今後、この件に関しての取材やコメントは差し控えさせて頂きます。父が安心して旅立てるよう、どうか御理解の程宜しくお願い致します】
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
更年期に悩んだら
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
14,270
369
2018/2/27