北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 7月7日 18時02分
『「言いたいこと」と「伝えたいこと」は違うから。前に進むための、お手紙習慣。』・ときどき手紙を書きます。そんなにたくさんを書くわけではないですが、半年に一回くらい無性に手紙を書きたくなり、それは決まって落ち込んでいるとき。・お世話になっている方はもちろん、一緒に住んでいる人にまで送る場合もあります。・手紙はもちろん貰える側も嬉しいですが、不思議と送るときの方が救われている気がするんです。・落ち込んでいるとき、わたしはよく「絶対」や「しない」「やらない」「〜だ」みたいな、強い言葉が頭に浮かびます。なぜそれが起きるのかといえば、おそらく自分で自分を守ろうとしているから。・環境が変わって一気に孤独に襲われたとき、人生が停滞しているような気がしてこのままの自分でいいのかと不安になったとき、身近なひととの関係がうまくいかなくなってしまったとき、ネガティブな気持ちにとらわれたくなくて、必死になって強くてわかりやすい言葉を使う。・けれど気づけば、結局その言葉のせいでがんじがらめになっているのです。・わたしは、言葉には次へと進ませてくれる「開いた言葉」と、人を行き止まりにしてしまう「閉じた言葉」があると思っています。・強い言葉はどれもこれもかたくて窮屈な「閉じた言葉」。だからこの言葉が出てきてしまったとき、注意が必要だなと思うのです。・手紙は多くの場合、相手の手元に残ります。だからこそ、長い目で見て残るものを書こうと意識せざるを得ない。・覚悟をもって言葉を使うとき、そこには普遍性のようなものが生まれるのかもしれません。落ち着いてペンを持ち、そして時間を掛けて書いたことの中には、前へと進ませてくれる「開いた言葉」が溢れています。・だからわたしは落ち込んだ日、わたしを去って、誰かに手紙を書くのです。(テキスト:スタッフ齋藤)・#北欧暮らしの道具店
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2017/7/7