remi_relief_officialのインスタグラム(remi_relief_official) - 7月6日 19時43分

2018SS向けてのレーヨン100%のインディゴ裏毛テストです。レーヨン糸の原料は木材なのですが、木材に薬品を混ぜてビスコースという液体にして成形することから天然の原料なのですが化学繊維の中の再生繊維に分類されます。またレーヨン糸の種類は大きく2種類に分けられて短い繊維を撚り合せて糸にするスパンレーヨンと１本の糸で成形されたフィラメントレーヨンです。レーヨンの光沢はレーヨンの糸の形状に秘密がありシルクと同じ三角形の形状をしていて、この三角の形状が光が当たると乱反射を起こし光沢が生まれるんですね。なので短い繊維を撚り合せたスパンよりも１本で形成されたフィラメントの方が三角の形状が強く光沢も強いわけです。今回はスポーティな光沢感が欲しかったのでフィラメントレーヨンをインディゴロープ染めして使ったのですが繋ぎ目が全く無いフィラメントレーヨンは編機のカッターでカット出来ずと、いろいろと悩ませてくれました。試行錯誤してやっと編み立てることがなんとか出来たという状況です。写真はレーヨン糸の撚りを戻してす抜けた状態の糸です。ちゃんと中白に染まっています。これが加工後インディゴブルーと混じり合い美しいコントラストを出してくれるはずです。

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