僕が通っていた高校は家から山を1つ越えたところにあった。毎朝バイク屋の前で友人と待ち合わせをして、高校に向かう。ただ、大抵は高校の脇の公園で一服してからの投稿だったので毎日遅刻だった。 帰宅は1人か、同じ方向の友人と。 なんとなく会ったりしてみたいなぁと思うけど、本当はどっちでもいい。 高校三年生の冬の日、この道を自転車で1人で帰っていた僕はおばあさんをひいた。ちょうどこの動画の終わりあたりの場所で。おばあさんは亡くなりはしなかったけれど足の骨を折ってしまった。僕は逃げようかと思ったけど結局逃げられず、救急車を呼んだ。 当時、僕には夏の終わりから付き合っていた二歳下の彼女がいた。僕は彼女のことがとても好きだった、とはなんとなく言えなくて、ただ彼女は可愛らしかったから告白されて断る理由がなかったのかも知れない。 高校入学当時から好きだった女の子は僕の友人の事が好きで、僕は彼女のことを諦めなくてはならなかったし、僕はそれなりにモテた。 ただ、本当の愛のことが僕は今でもわからない。 とにかく、その彼女にあまり僕は連絡をして居なかったのだけどそのおばあさんをひいた日僕は彼女に「好きだよ」とメールしていた。 僕は誰かに好かれてるという実感で、僕の罪を許されたかったんだ。今更だけど、ごめんな。 そして、実家に金髪のまま帰って来た。父親は少し苦い顔をしたものの、普通に接してくる。 お互い、歳をとって諦めることや許すことが上手くなったのかも知れない。僕は父の許せなかった部分を、思い出さないようになったし、父は僕の人間性を諦める事が出来たのかと思う。 なんにせよ、僕は23:00には野方に向かう。ここはもう僕の家じゃないらしいから。

yui3651さん(@yui3651)が投稿した動画 -

小林唯のインスタグラム(yui3651) - 4月23日 22時19分


僕が通っていた高校は家から山を1つ越えたところにあった。毎朝バイク屋の前で友人と待ち合わせをして、高校に向かう。ただ、大抵は高校の脇の公園で一服してからの投稿だったので毎日遅刻だった。
帰宅は1人か、同じ方向の友人と。
なんとなく会ったりしてみたいなぁと思うけど、本当はどっちでもいい。
高校三年生の冬の日、この道を自転車で1人で帰っていた僕はおばあさんをひいた。ちょうどこの動画の終わりあたりの場所で。おばあさんは亡くなりはしなかったけれど足の骨を折ってしまった。僕は逃げようかと思ったけど結局逃げられず、救急車を呼んだ。

当時、僕には夏の終わりから付き合っていた二歳下の彼女がいた。僕は彼女のことがとても好きだった、とはなんとなく言えなくて、ただ彼女は可愛らしかったから告白されて断る理由がなかったのかも知れない。
高校入学当時から好きだった女の子は僕の友人の事が好きで、僕は彼女のことを諦めなくてはならなかったし、僕はそれなりにモテた。
ただ、本当の愛のことが僕は今でもわからない。

とにかく、その彼女にあまり僕は連絡をして居なかったのだけどそのおばあさんをひいた日僕は彼女に「好きだよ」とメールしていた。
僕は誰かに好かれてるという実感で、僕の罪を許されたかったんだ。今更だけど、ごめんな。

そして、実家に金髪のまま帰って来た。父親は少し苦い顔をしたものの、普通に接してくる。
お互い、歳をとって諦めることや許すことが上手くなったのかも知れない。僕は父の許せなかった部分を、思い出さないようになったし、父は僕の人間性を諦める事が出来たのかと思う。

なんにせよ、僕は23:00には野方に向かう。ここはもう僕の家じゃないらしいから。


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2017/4/23

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