最近、頭の中の大部分を占めている考え方があって、それは多分、現在の20年先くらいの未来の話だから、決断するのは早すぎるなと思うんだけど、その考えが頭の片隅にこびりついて離れない。 私は常々、インターネットの始まりに大きな影響を受けてきて、インターネットが好きだと書いてきたんだけど、いつか今のやり方のインターネットからは、離れようと思っているのは確かだ。 インターネットの早さと便利さは全てを透明にし過ぎた。その可視性が段々と煩わしくなり、自由を奪っているような気がしている。 昔の人は歩いていける範囲が生活圏だった。今はインターネットに繋いでグーグルマップを開けば、世界中を歩いているような気分になれるし、もしかしたら、それは最早、行ったといっていいくらいな気がしてる。だって、立体で地図が見れるなんてまるで散歩じゃないか。 会ったことのない人に会う前から、ある程度の情報を得ることができる。会う前から嫌いになることもできる。行ったことのない店の毎日の様子が手に取るようにわかり、行ったことのない店の商品が明日届く。こんな素晴らしいことはないと思う反面、時々ふと立ち止まる。便利さと引き換えに、可視化されたことを疑いなく信じて、大事なこと、見えなくなってないか。 リアルが充実しているように見えても、本当はそうでないかもしれないし、悪い噂がたっても、本当はそこに最高の人間が立ってるかもしれない。私たちは自分の目で見、感じる前に判断を下す。あそこはいい、あそこはダメだ。あいつは悪い、あいつはいい。 田舎暮らしをしていると、それとは対極な人付き合いがある。草刈り、地域行事、祭り、役員など。実際に体を動かして人と付き合う。田舎は人なしでは生きられない。みなで作業を分担してやらないと、とんでもないことになる。 何故ゴミをそこに捨てることができるのか、何故荒れた草むらがないのか、何故道路が綺麗なのか、どうして祭りが必要なのか、隣の人と協力することでやっと素晴らしい生活環境を得ることができるのだ。 わざわざという名は、わざわざ来てくだってありがとうございます、という感謝の気持ちを名前に込めた。わざわざのミッションは、いつまでも「わざわざ来る価値のある店であり続けること」だ。 オンラインストアに、店舗に、わざわざ足を運んでもらう価値があるかないのか、自問自答して前に進む。 インターネットはどう使うべきなのか、リアルとバーチャルは何が違うのか。ありふれたSNS、洒落ているだけの写真、音のいい言葉だけ並べた空っぽな文章。 インターネットが好きで、インターネットと共に生きていたから、インターネットを考えるんだ。どうしようか、どう生きようか。と今日も朝から考えています。 #mylife

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ヒラハルのインスタグラム(wazawazapan) - 9月11日 08時31分


最近、頭の中の大部分を占めている考え方があって、それは多分、現在の20年先くらいの未来の話だから、決断するのは早すぎるなと思うんだけど、その考えが頭の片隅にこびりついて離れない。

私は常々、インターネットの始まりに大きな影響を受けてきて、インターネットが好きだと書いてきたんだけど、いつか今のやり方のインターネットからは、離れようと思っているのは確かだ。

インターネットの早さと便利さは全てを透明にし過ぎた。その可視性が段々と煩わしくなり、自由を奪っているような気がしている。

昔の人は歩いていける範囲が生活圏だった。今はインターネットに繋いでグーグルマップを開けば、世界中を歩いているような気分になれるし、もしかしたら、それは最早、行ったといっていいくらいな気がしてる。だって、立体で地図が見れるなんてまるで散歩じゃないか。

会ったことのない人に会う前から、ある程度の情報を得ることができる。会う前から嫌いになることもできる。行ったことのない店の毎日の様子が手に取るようにわかり、行ったことのない店の商品が明日届く。こんな素晴らしいことはないと思う反面、時々ふと立ち止まる。便利さと引き換えに、可視化されたことを疑いなく信じて、大事なこと、見えなくなってないか。

リアルが充実しているように見えても、本当はそうでないかもしれないし、悪い噂がたっても、本当はそこに最高の人間が立ってるかもしれない。私たちは自分の目で見、感じる前に判断を下す。あそこはいい、あそこはダメだ。あいつは悪い、あいつはいい。

田舎暮らしをしていると、それとは対極な人付き合いがある。草刈り、地域行事、祭り、役員など。実際に体を動かして人と付き合う。田舎は人なしでは生きられない。みなで作業を分担してやらないと、とんでもないことになる。

何故ゴミをそこに捨てることができるのか、何故荒れた草むらがないのか、何故道路が綺麗なのか、どうして祭りが必要なのか、隣の人と協力することでやっと素晴らしい生活環境を得ることができるのだ。

わざわざという名は、わざわざ来てくだってありがとうございます、という感謝の気持ちを名前に込めた。わざわざのミッションは、いつまでも「わざわざ来る価値のある店であり続けること」だ。

オンラインストアに、店舗に、わざわざ足を運んでもらう価値があるかないのか、自問自答して前に進む。

インターネットはどう使うべきなのか、リアルとバーチャルは何が違うのか。ありふれたSNS、洒落ているだけの写真、音のいい言葉だけ並べた空っぽな文章。

インターネットが好きで、インターネットと共に生きていたから、インターネットを考えるんだ。どうしようか、どう生きようか。と今日も朝から考えています。

#mylife


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2016/9/11

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