国境なき医師団のインスタグラム(msf_japan) - 11月17日 12時00分
今年4月に武力衝突が勃発して以降、緊迫した情勢の続くスーダン。外科医の滝上隆一は、MSFがダルフール州の病院で始めたばかりの外科支援プロジェクトに参加。9月から約1カ月半、プロジェクト唯一の外国人外科医として立ち上げの困難な時期を支えました。
「北ダルフールは難民・避難民の流入で人口が急増し、医療ニーズが100万人に上るという地域。病院のベッドや廊下には患者があふれていました。おまけに紛争の影響で機能を停止した医科大学に代わり、医学生の実習も担っていて……医薬品の搬入から患者のケア、病棟の衛生管理までさまざまなことが手つかずの状態でした」と滝上。
救急患者の診察や手術を行う傍ら、院内の体制や環境を整えるために奔走する日々だったそうです。「若手が多い現地の外科医や看護師、医学生を対象に、手術の手技や衛生的なガーゼ交換などの研修を行いました。彼・彼女たちはいずれ自分の国の医療を担う存在。僕ら外国人派遣スタッフが去った後、現地の人びとに何が残るかが大切ですから」。
自分はしっかり走ってバトンを渡すように努める。現地スタッフにも、これから来る外国人派遣スタッフと一緒にさらに先へバトンをつないでもらえたら、と滝上はほほ笑みます。
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2ページ▶イエメンで活動したときの同僚、手術室看護師のアブーとスーダンで再会。心強い味方に。
3ページ▶手術中、現地の外科医に縫合技術を教える様子。
© MSF
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2023/11/17