杉本怜のインスタグラム(odenpyon) - 9月7日 22時05分
JMSCAオンラインショップを選手たちで宣伝していることについて、アスリート委員長の立場から想いをお伝えさせてください。
まずはじめにこの運動はJMSCAアスリート委員会が主導しており、選手一人一人が自身の言葉で発信してもらえるようにお願いしました。選手の皆さんのたくさんのご協力もあり、オンラインショップの認知の促進、またたくさんの方々に購入していただくことができました。本当にありがとうございます。
その中で様々なご意見をいただきました。JMSCA本体は何をしているのか、このTシャツの売上でどうにかなることなのか等、厳しいお言葉もいただいております。JMSCA自体も組織の構造改革をはじめ、健全な大会運営の準備、限られた予算内での選手派遣やスタッフサポート、新たなスポンサー獲得など、財政健全化に向けて努力を続けております。ただまだ結果に結びつくには時間を要してしまうのが現状です。
私はアスリート委員長を6年ほど務めておりますが、選手自身もこのクライミング業界を盛り上げるために競技する以外で動けないのかと日々考えておりました。今回のTシャツ宣伝については、挑戦の第一歩と考えております。
たまに選手がいなければ競技は成り立たないというような話がありますが、私はそうは思いません。選手が活動するための大会運営も大事であり、大会派遣される際のコーチやトレーナーのサポートも大事であり、また応援してくれるファンの方々の声も業界全体の盛り上がりには欠かせません。このクライミングというスポーツが発展していってほしいという意味では、選手も協会もサポートしてくれる企業もファンの方々も運命共同体なのです。
また私はユース時代から含めるともう15年以上選手を続けております。いまのユースの子たちがこれから10年以上競技をする、もしくはもっと長く活動する選手もいると思います。そのための環境を選手も一緒に作り上げていきたいと私は思います。今回の運動は小さな売上にしかならないとは思いますが、こんなにも皆さんが考えて動いてくれて、また意見をお出しいただきとてもありがたいです。これで終わらせずに持続的に応援してもらえるよう努力していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。みなさんのサポートに感謝すると共に、引き続き応援していただけたら幸いです。
アスリート委員長 杉本怜
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2023/9/7